まとまったお金が必要になったときに思い浮かぶのが、消費者金融からお金を借りる方法。しかし、消費者金融や学生ローンの数は多く、どれを選べばよいかわからないという人も多いのではないでしょうか。
この記事では、おすすめの学生ローンを詳しく解説します。
どんなことに注意して消費者金融を選べばよいかや、学生ローンのメリット・デメリットについても解説するので、学生ローンの申し込みを検討する際の参考にしてみてください。
▼この記事のかんたんまとめ
- 消費者金融を選ぶときは、必ず日本貸金業協会に登録されたローン会社を選び、闇金には絶対に手を出さない
- 学生ローンを選ぶなら、大手消費者金融の中から金利や借入限度額が自分に合うものを選ぶのがおすすめ
- 学生ローンは親にバレずに借りることができ、様々な目的に利用できる
学生ローンを選ぶときに注意すべきポイント
学生ローンは、日本貸付業協会に登録された業者から返済できる分だけ借りることが重要です。以下6つのポイントを意識して選んでください。
闇金ではなく必ず日本貸金業協会登録の業者を選ぶ
学生ローンは、必ず日本貸金業協会に登録されたローン会社から借りましょう。
日本貸金業協会に登録されていない場合は、いわゆる闇金である可能性が高く、借りたあとに取り返しのつかないトラブルに巻き込まれる恐れがあるからです。
日本貸金業協会とは、政府からの認可を受け、学生ローンの貸し出しなどを行う金融業者が法に基づいた貸付を行っているか、違反行為をしていないかを監督する機関のことです。日本貸金業協会に登録されたローン会社には、それぞれ協会員番号が割り振られています。
日本貸金業協会に登録されていない闇金を利用するのは、絶対にやめましょう。
闇金は、はじめは「金利が安い」「審査なしでお金が借りられる」など甘い言葉で誘惑してきますが、あとから違法な金利や手数料を要求し、取り立ての際に電話や家まで来て脅迫することがあります。
10代や20代のうちから闇金に手を出し、人生を台無しにしないようにしてください。
なお、ローンの申し込みを検討しているローン会社が、闇金でないかは日本貸金業協会のWebサイトに記載の協会員番号をコピーし、金融庁の登録貸金業者情報検索入力ページで確認するのがおすすめです。
対象年齢と借入限度額を確認する
気になる学生ローンを見つけたら、申し込み前に対象年齢と借入限度額を確認しましょう。
ローン会社によって申し込み条件は異なります。手続きをはじめてから、対象年齢に達していなかったとなると、時間をムダにしてしまうことになりかねないので、対象年齢・借入限度額などの基本情報は、事前に確認しておくとベターです。
学生ローンといっても20歳以下は申し込みのできないローンがあるので、現在18歳や19歳の人は18歳以上から申し込める学生ローンを探しましょう。学生ローンを専門としているローン会社であれば、18歳や19歳でも申し込みができるところが多くあります。
また、借入限度額が50万円以上のローン会社は、闇金の場合もあるため注意してください。
学生ローンは、社会人と比べ収入の少ない学生向けに用意されているため、限度額は通常のローンよりも少ない50万円ほどに設定されるのが一般的。借入限度額が極端に多い場合は、違法な闇金業者と考えられます。
一見、たくさんお金を貸してくれる親切なローン会社に見えますが、闇金は申し込み後に違法な金利や取り立てを行ってくるため、手を出すのは絶対にやめましょう。
また、借入限度額が大きいと一度に借りれる額は増えますが、その分返済する額や一緒に支払う利息も多くなります。借入限度額だけをみて利息を考慮せずに契約し、限度額ギリギリまでローンを借りてしまうと、返済できずに取返しのつかないことになってしまいます。
借入限度額を確認する際は、お金を借りる目的や、返済できるかも考慮するようにしましょう。
海外留学など、まとまったお金を借りたい場合は、学生ローンではなく通常ローンも検討するのがおすすめです。
上限金利の支払いができるか考える
学生ローンは、各ローン会社が提示している上限金利の支払いができるかを考えて選びましょう。
設定される金利は申込者の属性によって異なるため、上限金利を目安にしておけば返済額も予想しやすくなるからです。新規で学生ローンを申し込む場合は、上限金利が設定される可能性が高いといえます。
上限金利とはローン会社のWebサイトに記載されている「金利〇〇%~〇〇%」の右側にある大きな数字を指します。
学生ローンの上限金利は、18%が一般的。複数のローン会社を比較して、上限金利の低いものを選ぶのがおすすめです。
すぐに借りたいなら即日融資可能なローンを探す
すぐにお金を借りたい場合は、即日融資可能な学生ローンを探しましょう。即日融資可能なローンであれば、申し込み当日にお金を借りることができます。
ローン会社によって、審査のスピードや申し込み後お金が借りれるまでにかかる時間は異なります。即日融資を受けるためには、何時までに申し込みが必要なのかも合わせて確認しておきましょう。
また、土日祝日などは営業時間が異なったり、定休日の場合もあるため、申し込み前に必ず営業時間を確認してください。
口座振替など返済方法が自分に合っているか確認する
自分に合った返済方法が選べるかというのも、学生ローンを選ぶときに確認しておきましょう。返済方法が合わないと支払い日を忘れて滞納してしまう可能性があるからです。
学生ローンの返済方法には、主にATM入金・銀行振込・自分の銀行口座から自動で引き落としのできる口座振替・ローン会社に行って支払いをする店頭返済があります。
中でもおすすめなのは、口座振替。ローン会社や銀行の営業時間内に足を運ぶ必要がないほか、うっかり支払いを忘れて滞納してしまう心配も防げます。
事前にクチコミを確認する
気になる学生ローンを見つけたら、申し込み前にクチコミを確認しましょう。クチコミを読むと実際の利用者からの評判や評価を知ることができ、申し込みの判断材料となります。
利用するサービスへの感じ方は人それぞれですが、あまりにも低評価が多いローン会社は避けたほうがよいでしょう。
ローン会社を比較しどこに申し込みたいか絞り込めたら、クチコミを確認して評判のよいところを選ぶのがおすすめです。
学生ローンのおすすめ13選比較表
学生ローンは金利や借入限度額など、複数社比較して自分に合うところを選ぶのが大切です。ここではおすすめの学生ローン13選を解説します。
アイフル | プロミス | アコム | レイク | フレンド田 | カレッヂ | |
金利 | 3.0%~18.0% | 4.5%~17.8% | 3.0%~18.0% | 4.5%~18.0% | 12.0%~17.0% | 15.0%~17.0% |
融資スピード | 最短20分 | 最短20分 | 最短30分 | Webで最短25分 | ― | ― |
借入限度額 | 800万円 | 500万円 | 800万円 | 500万円 | 50万円 | 50万円 |
無利息期間 | はじめての方30日間 | はじめての方30日間 | はじめての方30日間 | はじめての方60日間 | ― | 8日間 |
利用可能年齢 | 20歳以上 | 18歳以上 | 20歳以上 | 20歳以上 | 18歳以上 | 高卒以上 |
公式サイト | アイフル | プロミス | アコム | レイク | フレンド田 | カレッヂ |
ニチデン | アミーゴ | イー・キャンパス | マルイ | 学協 | 有林堂 | 学灯社 | |
金利 | 9.125% | 14.4%~16.80% | 14.5%~16.5% | 12.0%~17.0% | 16.4% | 12.0%~16.8% | 16.5%~18.0% |
融資スピード | 最短10分 | 最短30分 | ― | 最短30分 | ― | ― | 最短10分 |
借入限度額 | 30万円 | 50万円 | 80万円 | 100万円 | 30万円 | 30万円 | 50万円 |
無利息期間 | ― | ― | はじめての方30日間 | ― | ― | ― | ― |
利用可能年齢 | 20歳以上 | 20歳以上 | 20歳以上 | 18歳以上 | 20歳以上 | 20歳以上 | 20歳以上 |
公式サイト | ニチデン | アミーゴ | イー・キャンパス | マルイ | 学協 | 有林堂 | ― |
学生にもおすすめの大手消費者金融ローン
テレビCMでもおなじみである大手消費者金融のローンは知名度があり、安心して利用できます。おすすめは、以下4社です。
アイフル
アイフルは利用者からの評価が非常に高く、消費者金融の中でも特に人気のローン会社。審査から融資までがスムーズなほか、他社で審査落ちをしてしまった人も審査に通る可能性があるのがポイントです。
アイフルは、原則来店不要でWebサイトから24時間365日いつでも好きなときに申し込みが可能。申し込みはインターネットから24時間受け付けており、時間帯にもよりますが、申し込みから最短20分で融資が可能。
融資額も1万円~800万円と、様々な利用目的に合わせて利用できます。自宅やアルバイト先への在庫確認は原則行わないと公式サイトで公言しているのもうれしいポイントです。
審査に通ったあとは、スマホアプリの利用でセブン銀行ATM・ローソン銀行ATM・アイフルのATM・コンビニに設置している提携ATMなど、全国に約70,000台のATMからローンを借りることが可能。
返済方法は、振りこみ・アイフルATMもしくは提携ATM出の支払い、コンビニ払い、口座振替の中から自分で選べるようになっています。
はじめてアイフルでローンを借りる際は、契約から最大30日間無利息でローンが借りれるのもうれしいポイント。
また、Webサイトからであれば、申し込みの前に審査に通る可能性があるかを自分で確認できる「1秒診断」や、返済計画を試算できる「返済シミュレーション」も用意しています。
ほかにも、簡単な質問に答えるだけで自分にぴったりの借り方がわかったり、チャットを使って質問できるチャット機能も充実しています。
さらに、申し込み〜実際にローンを借りるまでの流れもわかりやすく説明されており、ローン初心者でも安心して利用ができるようになっています。
プロミス
プロミスは、三井住友銀行グループのSMBCコンシューマーファイナンスが運営しています。プロミス自体もCMでおなじみのため知名度がありますが、大手銀行が運営しているとなるとより安心して利用できるでしょう。
さらに、プロミスは2年連続で「オリコン顧客満足度ランキングノンバンクカードローン第1位」を獲得しており、利用者からの信頼が厚いこともうかがえます。
プロミスは、最短20分で融資を受けることが可能で融資額は1万円~500万円と幅広い用途に利用可能。アイフルと同じように、Webサイトから申し込み前に審査に通過するかを判断できる「1秒パッとピッと診断」も用意されています。
プロミスのアプリローンを利用すれば、申し込みから融資までスマホ1台で簡単に完結して便利です。アプリローンとは、スマホアプリでローンが借りられるサービスを指します。
審査通過後はコンビニなどの提携ATMからすぐにお金を借りられるほか、返済時もインターネット振込・コンビニATM・銀行ATM・プロミスATMから選べるのがうれしい特徴です。
プロミスをはじめて利用する場合、30日間は無利息となります。無利息期間は「契約日」から数えるローン会社もありますが、プロミスは「初回借入の翌日」からなので、契約と同時にローンを借りられなくても損をすることがありません。
また、30日を経過したあとの利息は、日数計算のため、早く返済すればそのぶん利息は少なくなるというメリットもあります。
アコム
アコムは、三菱UFJフィナンシャル・グループが運営する消費者金融です。大手消費者金融の中でも利用者数No.1の実績を誇ります。
プロミス同様、テレビCMでの知名度の高いほか、大手銀行のグループに属しているという安心感を感じる人も多いでしょう。
融資は、申し込みと審査が完了してから最短30分の即日融資を受けることが可能。融資額は1万円~800万円とされています。
カードを作らずにWebですべての手続きが完了するほか、最大30日間は無利息でローンを借りることが可能。
公式サイトでは実際の申し込み前に、年齢・年収・他社の借入額を入力するだけでローンを借りれるかが確認できる「3秒スピード診断」も用意されています。
アコムでは、プライバシーの保護を徹底。申し込みから融資までWebサイトで完結できるだけでなく、希望すればカードレスで契約もできるため、親にバレずにローンが借りられます。
また、申し込み者の親であっても、契約についての情報を確認することはできないとされています。
レイク
レイクは、申し込みから最短25分で融資を受けることが可能。審査結果は最短15秒で表示されるため、審査結果を待って時間をムダにしてしまうということもありません。
レイクでは、21時までに契約手続きを完了させれば当日中に融資が受けられるため、日中は学校やアルバイトで忙しい人や、夜になって急にお金が必要になったという人にもおすすめです。
審査に通ったあとは、全国各地のセブン銀行ATMからローンが借りられます。セブン銀行のスマホアプリから「スマホ ATM取引」を利用すれば、カードレスで利用ができるため、セキュリティーも安心です。
はじめての契約で、無利息期間がなんと60日間か180日間から選べるのが最大の特徴。
Web申し込み限定のプランは、60日間は借入額全額が無利息。Web・レイクの自動契約機・電話での申し込みなら、借入額のうち180日間は5万円まで無利息となります。どちらも無利息の開始日は、契約日の翌日からです。
18歳以上から借りられる高田の馬場の学生ローン
18歳・19歳で学生ローンを検討している人におすすめなのが、高田馬場にある学生ローン。以下2つのローン会社がおすすめです。
フレンド田
フレンド田の創設者は、学生ローンというサービスをはじめた第一人者。1976年から多くの学生に、ローンを貸し出してきた実績のあるローン会社です。
学生にフォーカスして融資を行っているだけあり、大学・短期大学・大学院・各種専門学校と合わせて予備校に通っている学生でもローンの借入対象となるのがうれしいポイント。
返済期間は、ほかの学生ローンよりも長い最長5年間に設定可能。卒業までに返済しなければいけないという規定はなく、卒業後でも利息は変わらないため、安心して利用することができます。
フレンド田を友だちに紹介すると3,000円~5,000円のキャッシュバックがもらえるというユニークなキャンペーンも用意しているので、チェックしてみるとよいでしょう。
なお、フレンド田は日曜日・祝祭日は営業をしていないほか、大手消費者金融のようにATMからローンを借りたり、自動引き落としでの返済はできないため注意が必要です。
カレッヂ
カレッヂも高田馬場の老舗学生ローンで、1977年から創業を続けています。新規顧客の50%ほどが友だちからの紹介と利用者から評判もよく安心して利用できます。
高田馬場駅から徒歩1分とアクセスのよい場所にあるほか、全国対応している学生ローンのため、東京近郊に住んでいなくても来店不要で利用できるのがうれしいポイント。
申し込み時間にもよりますが、基本的には即日融資に対応しています。融資の対象は、高卒以上の学生・短期大学・大学・大学院・各種専門学校と予備校に通っている学生です。
カレッヂは、自分の予定に合わせて支払い日が自由に設定できるほか、返済額も利息を上回っていることを条件に自分で設定できます。月の経済状況に合わせて調整できるのは、利用者にとってうれしいでしょう。
カレッヂは、学生ローンの専門店として唯一、全国のセブン銀行ATMでローンを借りたり返済ができます。返済時のATM手数料は無料のため、手数料が節約できてお得です。
土曜日の営業は14時まで、日曜祝日は営業をしていません。また、返済方法に口座振替の自動引き落としがないのがデメリットですが、「Web残高照会」に登録しておくと「メールお知らせサービス」の利用が可能となります。
メールお知らせサービスを利用すれば、支払い日が近づくと通知で知らせてくれるため、うっかりして支払いを延滞してしまうことも防げるでしょう。
金利優遇サービスのある老舗ローン
老舗の学生ローンの中には学生が融資を受けやすいよう、学費の請求書を提出したり友だちにローン会社を紹介することで、1~3%金利を下げてくれるところがあります。
ニチデン
ニチデンは、株式会社日電社が運営する学生ローンです。ニチデンの最大の特徴は、金利が10%と圧倒的に低いこと。ほかの学生ローンは平均18%程度のため、ニチデンがいかに低金利かがよくわかるでしょう。
申し込みから融資までのスピードも早く、審査は申し込みから最短10分で行われ、14時までに申し込みをして審査に通れば即日融資が受けられます。
主に大手消費者金融で30日間に設定されている無利息期間は、ニチデンなら100日間と長く設定されているのもうれしいポイント。
利用限度額は30万円と他社に比べて低く設定されていますが、無利息期間の長さや金利が安いことを考えると手数料を低く抑えたい場合に適しているといえます。
ニチデンは全国対応で融資を行っておらず、対象地域は関西地方のみです。関西地方に住んでいる人は、Webサイトから詳細を確認してみるとよいでしょう。
アミーゴ
アミーゴは、全国対応を行う学生ローン会社。店舗は高田馬場にありますが、電話やインターネットで申し込みを受け付けているため、遠方に住んでいても利用可能です。
アミーゴでは、営業時間内の申し込みであれば、審査後最短10分で融資の振りこみをしてくれます。基本的には、営業時間内の申し込みは当日中に審査や振りこみまで行われるため、急にお金が必要となった場合も安心です。
また、Webサイトでは、申し込み後審査に通る可能性を診断できる「クイック診断」も用意されています。
収入証明書と学費の請求書の提出をすれば、適用金利を最大1.2%引き下げてもらえるのがうれしいポイント。
返済方法は、銀行振込か店舗への来店に限定されており、コンビニのATMなどで支払うことはできないため注意が必要です。
イー・キャンパス
イー・キャンパスも高田馬場で続く老舗の学生ローン会社。イー・キャンパスであれば、学校を卒業して社会人になっても融資を受けられるのが特徴。
他社では卒業すると融資が受けられなくなることも多いですが、イー・キャンパスは再契約の場合に年齢制限がないため、社会人になって急な出費が必要となった場合も利用することができて便利です。
Webサイトから3秒で返済のシミュレーションができるほか、最短で申し込み当日に融資を受けることも可能。返済日は契約時に自由に設定でき、返済の方法も支払いの都度、銀行振込か来店から選ぶことができます。
契約時に運転免許を提出すると金利が16%に下がり、実店舗での契約であればマックカードのプレゼントも行っています。
イー・キャンパスには、一部のローン会社にある無利息期間は設けられていないため、契約直後から利息がつくため、利用時には注意が必要です。
マルイ
マルイは、高田馬場駅から徒歩1分のアクセスのよい場所にあり40年以上の歴史を持つ老舗の学生ローン会社。
提出書類は学生証のみで融資が受けられます。多くのローン会社では、運転免許証・健康保険証・収入証明書などの提出が求められるため、便利です。
平日の17時までに申し込みが完了すれば、審査通過後30分ほどで融資を受けられるようになります。友だち紹介キャンペーンを利用すれば、金利はなんと0%。
マルイのローンは、Webサイトから申し込みが行えますが、審査通過後の契約の際には高田馬場まで足を運ぶ必要があります。また、第二・第四土曜日は営業しておらず申し込みができないため、覚えておきましょう。
学協
学協は、関東地方に4店舗ある学生ローン会社。三軒茶屋・向ケ丘遊園・高幡不動・鴨川にそれぞれ店舗をかまえています。
学協での借入限度額は40万円程度と、ほかのローン会社に比べ少し低めです。返済方式は、元金自由返済・元利均等式返済・元金均等返済・一括返済と4つの中から自分で選ぶことができます。
元金自由返済とは、利息だけを毎月決められた日に支払い、実際にお金を借りた金額である元金は自由に返済することが可能となる返済方式。元利均等式返済は、毎月の返済学が一定になる返済方法を指します。
元金均等返済は、借入金額を返済回数で割って算出した元金と、残高に対する利息をあわせて返済する仕組みです。はじめのうちは、利息が多いため返済額が多くなりますが、返済を重ねるにつれ返済額が小さくなります。
一括返済は、その名の通り、借入額を一度にぜんぶ返済する方法。一度に大きな額を用意する必要はありますが、利息を支払う必要がないため、ほかの3つの返済方法と比べて返済する金額の総額を少なくすることが可能です。
学協のローンへの申し込みはWebサイトからできますが、実際の契約時は4店舗のうちいずれかに必ず来店しなければなりません。契約時の必要書類は、顔写真付きの学生証か身分証明書のみでよいとされています。
Webサイトには、サービスについてあまり詳しい記載がないため、気になる人は直接添付に問い合わせることをおすすめします。
有林堂
老舗学生ローンのほとんどは、オンラインのサービスがあまり充実しておらず、利用残高の確認を来店や電話で行う必要がありますが、有林ならオンラインで簡単に確認できます。
金利は12%~16.8%と学生ローンの中では平均的ですが、申し込み後の審査が最短5~10分で行われるのはうれしいポイントです。ただし、インターネットで申し込みをすると契約書類が自宅に郵送されるため、家族にバレたくないという人は注意が必要となります。
一部の学生ローンでは返済日を自分で計画して設定することができますが、有林堂ではローンを借りた日に固定されるため、覚えておくとよいでしょう。
学灯堂
学灯堂は、学校を卒業して社会人になったあとでもローンを利用できます。来店不要で即日融資も可能で、審査後は最短10分で融資を受けることが可能。店舗は高田馬場にありますが、全国から申し込みを受け付けています。
紹介した友だちが学灯堂で契約すると、紹介者と友だちの両方が3,000円ずつもらえるキャンペーンを実施しています。
なお、インターネットから申し込みをすると契約書類が自宅に郵送されるため、家族にバレたくないという人は注意してください。
学生ローンの3つのメリット
周りにバレずにお金が借りられて、様々な目的に利用できるのが学生ローンのメリットです。以下3つが学生ローンの最大のメリットといえます。
親にバレずに借りられる可能性が高い
学生ローンは、親にバレずに借りられる可能性が高いのが大きなメリット。申し込み時にローン会社に対して親の同意書などを提出する必要がないほか、書類などが自宅に届くこともないので安心して利用できます。
以前は18歳・19歳の学生は親の同意が必要でしたが、2022年4月に成人年齢が20歳から18歳に引き下げられたことにより、18歳からでも親の同意なく学生ローンが利用できるようになりました。
親にバレずに申し込みができるのはうれしいメリットですが、お金を借りすぎて支払いに困ることのないよう利用は計画的に行いましょう。
アルバイト先への在籍確認がない
一般的に、学生ローンはアルバイト先への在籍確認を行いません。通常のローンは、審査時の身元確認として、申し込み者の会社やアルバイト先に電話をかけるため、勤務先にローンに申し込んだことがバレてしまいます。
学生ローンは在籍確認がないため、アルバイト先に知られずにお金を借りることができます。
ただし、申し込み時に申告した内容に不審な点があると、在籍確認が行われることもあるため、嘘の内容を申告するのはやめましょう。
借りたローンは様々な用途に利用できる
借りたお金は、自分の目的に応じて様々な用途に利用できるのも学生ローンのメリットです。利用目的は、原則自由とされているからです。
学生ローンの利用用途として多いのは、学費・生活費・就職活動で使う費用・留学・運転免許の取得費用・引っ越し費用・PCや車、家具の購入費など。
学生が借りられるローンにはほかにも奨学金がありますが、奨学金は学費に使うことしかできません。学生ローンであれば、利用用途に制限がないため、自分の目的に応じて利用できるのがうれしいポイントです。
学生ローンの3つのデメリット
限度額が低く、金利が高いことが学生ローンのデメリット。利用前には以下3つのデメリットをきちんと理解しておくことが重要となります。
利用限度額は最高でも50万円程度
利用限度額が最高でも50万円程度なのは、学生ローンのデメリットといえるでしょう。
銀行や消費者金融から借りる通常のローンは限度額が500万円程度のものが多いですが、学生は社会人と比べて収入が低い場合が多いため、50万円程度に設定されています。
借りたローンの返済を考慮すると、50万円は現実的な限度額といえますが、限度額以上のお金が必要な場合は学生ローンでは足りないため注意が必要です。
支払いが滞ると信用情報に傷がつく
学生ローンの支払いが遅れたり、支払いができずに滞納してしまうと信用情報に傷がつき、将来のクレジットカードやローンの審査に影響することも。
信用情報とは、申し込み者のクレジットカードやローンの支払いの記録を指します。信用情報は個人信用情報機関で保管され、ローン会社などが審査時に参照するため、信用情報に記録されている内容によって審査に影響することがあるのです。
スマートフォンや車を買う際に多くの人が行う分割払いは、ローンを組んで行います。
ローンの支払いが遅れることで信用情報に傷がついていたり、支払いを滞納をしていわゆるブラックリスト状態になってしまうと、最低5年間はローンが組めないため、支払い期限は必ず守りましょう。
ほかのローンと比べて金利が高い
ほかのローンを比べて金利が高いのも学生ローンのデメリットとなります。一般的に銀行カードローンは14%ほどと低めに設定されているのに対して、学生ローンの金利は16~18%だからです。
ただし、一般的には金利が低い銀行などのローンは、審査がより厳しくなる傾向にあるといえます。
金利が高いと、借りた分の金額にプラスして返済時に支払う利息が大きくなります。借りる金額が大きければ大きいほど、利息の負担も増えるため、ローンに申し込む際はきちんと返済できる額だけ借りるようにしてください。
利用しないほうがよい学生ローン会社の特徴
きちんとしたサービスを提供しているローン会社はたくさんありますが、残念ながら中にはいわゆる「闇金」と呼ばれる悪質な業者が紛れ込んでいるのも事実です。
闇金とは、金融庁の定める日本貸金業協会に登録をしておらず、申し込み者にお金を貸し出す際に違法な利息を請求する業者を指します。
契約をするまでは、親切で優しい印象を与えたり「審査なしで簡単にお金を貸してあげる」「すぐにお金が借りられる」など甘い言葉で誘惑してきますが、一度契約をしてしまうと一転して急に異常な額の利息な手数料を催促してくるのがよくあるパターンです。
「契約内容と違う」「支払いできない」いっても聞く耳を持たず、支払いができないと早朝や深夜の異常な時間に電話や家まで来て取り立てを行ったり、暴力的な手段を使ってくることもあります。
一度闇金に手を出すと、人生は台無しになってしまいます。10代、20代のうちに闇金に手を出して、膨大な借金を抱えて人生を棒に振るようなことがないように、闇金には絶対に手を出さないでください。
闇金に手を出さないようにするために、気になる学生ローンを見つけたら、必ず金融庁の「登録貸金業者情報検索入力ページ」で調べるようにしましょう。検索をして情報が出てこないようであれば、金融庁に登録をしていない違法業者の可能性が高くなります。
また、例え登録がされていたとしても、登録後3年未満であることを占める登録番号が「各都道鵜府県知事(1)」「〇〇財務局長(1)」である場合や、電話番号が「090」「080」の携帯電話である場合も、注意が必要です。
万が一、闇金からローンを借りてしまったとしても、闇金は違法業者のため、契約は無効となり申し込み者に支払いの義務は発生しません。
しかし、少しでもおかしいと異常を感じたら、話を進めたりお金を借りたりするのをやめましょう。
学生ローンは学生を対象とした貸付サービス
学生ローンは金融機関が提供するサービスのため、学生だからといって誰でもお金が借りられるわけではありません。学生ローンを借りるには、以下2つのポイントが重要となります。
アルバイトをしていないとローンは借りられない
ローンとは、申し込み者に一時的にお金を貸し出す仕組みのため、定期的かつ安定した収入がない人にお金を貸し出して、返済をしてもらえなければ損をしてしまうからです。
学生ローンを借りるには、アルバイトで「毎月安定した収入を得ていること」が1つの条件となります。
アルバイトはしていても月によって収入が極端に多い月と少ない月があるなど安定していない場合、ローン会社としては収入のない月に返済をしてもらえないリスクがあると考えるため、審査には通りにくくなるといえるでしょう。
学生カードローンの審査で見られる4つの項目
学生カードローンの審査では、申し込みをした学生がきちんと返済してくれるかどうか、複数の側面から判断しています。以下の4つが審査で重要視される項目です。
学生であること
高卒以上の学生でなければ、学生ローンを借りることはできません。学生ローンは、学生を対象にしたサービスのため、契約時に学生証や生徒手帳など学生であることを証明できるものの提示が求められます。
学生であることを証明できないと審査に通らない可能性があるので、申し込み前にきちんと準備しておきましょう。
安定した収入と返済能力があるか
安定した収入と返済能力があるかは、学生ローンの重要な審査項目の1つです。
ローンは、申し込み者に一時的にお金を貸し出す仕組み。ローン会社は安定した収入と返済能力がない人にお金を貸し出すと返してもらえないリスクがあると考え、収入の安定性や返済能力を重視して審査を行うからです。
学生ローンの場合は、アルバイトをして安定した収入を得ているかが審査の対象ですが、収入が多ければ必ず審査に通るというわけではありません。
「安定した収入」が重視されるため、不定期で収入を多く得ている人よりも、収入はそれほど多くないが毎月安定して得ているという人のほうが審査に通りやすくなります。
なお、アルバイトはしていないけれど毎月仕送りがあるという場合は、ローン会社によって判断が異なるため、注意してください。
総量規制という法律の範囲内の借入か
借りたい金額が「総量規制」という法律の範囲内でないと、学生ローンの審査には通りません。
総量規制では、ローン会社のような貸金業者からお金を借りる場合、申し込み者の年収の3分の1までしか借入ができないと定められているからです。借入総額が対象のため、すでに他社でローンを借りている場合は、他社から借りている分もあわせて年収の3分の1までとなります。
例えば年収が60万円の場合、ローンが借りられる上限額は20万円です。1社につき20万円ではないため、すでに他社から10万円を借りている場合は、新たに借りられる金額の上限は10万円ということなります。
すでに他社でローンを借りている場合は、残りいくらまでなら総量規制に引っかからないかを申し込み前にきちんと確認しておきましょう。
信用情報に傷がついていないか
信用情報に傷がついていないかも、学生ローンの審査時に確認されます。信用情報とは、これまでのローンやクレジットカードなどの支払い記録のこと。
過去に支払いの延滞や滞納をしていると、ローン会社からお金を貸しても返してもらえないのではと懸念され、審査に通らない場合があります。
信用情報に記録される内容にはほかにも、スマホ料金の分割払いがあります。まだローンやクレジットカードを利用していないという人でも、スマホ料金の延滞記録があると審査に影響することがあるので注意が必要です。
審査の甘い学生ローンはない
残念ながら「審査が甘くて簡単に通りやすい学生ローン」はありません。
学生ローンを専門に扱うローン会社であっても消費者金融系のローンであっても、どちらも貸金業法に基づいて審査を行うため、審査基準は同じだからです。
貸金業法とは、消費者金融などの貸金業者や借入について定める法律。申し込み者が返済しきれないほどの借金を抱えてしまうことを防ぐためにつくられました。
ローン会社は、この貸金業者法に基づき、申し込み者の申告内容を「学生ローンの審査で見られる4つの審査項目」とも照らし合わせて確認しながら審査を行います。
審査が甘く、審査がないような学生ローンであれば、それは闇金の可能性があるので注意が必要です。
学生ローンに関するQ&A
ここからは、学生ローンに関するよくある質問とその回答を紹介します。
アルバイトも仕送りもない場合、学生ローンは利用できる?
アルバイトをしていないと、通常は学生ローンを借りることはできません。
学生ローンの審査基準の1つに「安定した収入と返済能力があること」があり、アルバイトをしていなかったり、アルバイトをしていても収入の多い月と少ない月の差が激しいと、ローン会社に返済してもらえない月があるかもと懸念されて審査落ちしてしまうのが原因です。
仕送りだけで審査に通るかはローン会社によって判断が異なりますが、アルバイトも仕送りもない状態では、学生ローンの利用は難しいといえます。
学生ローンは、親にバレずに借りられる?
学生ローンは、親やアルバイト先にバレずに借りられる可能性が高いです。
理由は、20歳以下であっても申し込みの際に親の同意書を提示する必要がないこと、ローン会社からアルバイト先に申し込みの身元を確認するための在籍確認の電話がかかってくることもないことが理由です。
以前は20歳以下の学生は、学生ローンを借りるのに親権者の同意書が必要とされていました。しかし、2022年4月に成人年齢が20歳から18歳に引き下げられたことによって、18歳や19歳も成人として親の同意書なしでローンが借りれるようになりました。
ただし、借りたローンの返済が期日に間に合わず遅れるとローン会社から通知書が自宅に届いたり、催促の電話がかかってくることで、いわゆる「親バレ」をしてしまう可能性はあります。
また、滞納期間が5ヶ月以上となり、かつ住所などが不明になった場合は、帰省先に連絡が来ることも。返済を拒んで連絡を無視し続けると、最終的には裁判などに発展してしまう恐れもあります。
返済期日に遅れそうな場合は、事前にローン会社に連絡を入れておき、その後すぐに支払いを済ませてください。
親バレをせずに学生ローンを利用したい場合は、きちんと返済期日を守って利用するようにしましょう。
借りた学生ローンの返済が遅れたり、返済できなくなりそうなときはどうすればよい?
返済が遅れたり、返済できなそうだと感じたら、すぐにローン会社に連絡をしてください。事前に伝えておくことで1週間ほど損害遅延金の支払いを要求せずに待ってくれる場合があります。
黙って滞納し続けると、のちのち大きなトラブルにつながる可能性もあります。返済期日は必ず守り、返済ができなくなったなどの理由で滞納することは避けましょう。
学生ローンはどのように選べばよい?
学生ローンを選ぶ際に1番重要なのは、闇金とよばれるような違法業ではなく、必ず政府から認可を受けている日本貸金業協会に登録済みのローン会社から選びましょう。
闇金は、はじめは「金利が安い」「簡単にお金が借りられる」など魅力的な言葉を使って勧誘してきます。しかし、いざ契約すると違法な金利や手数料を請求されるほか、支払いができないと早朝や深夜に家に来て暴力的な態度で取り立てを行ってくるからです。
正規のローン会社を利用するほかにも、対象年齢と借入限度額が自分にあっているか、各社が設定する上限金利は支払いできそうか、返済方法は自動口座振替やATMの利用、来店しての支払いのうちどれなら忘れずに毎月きちんと支払いができそうか、融資までの期間に問題はないか、などがあります。
また、実際の利用者のリアルなクチコミや評価も申し込み前に確認しておくことをおすすめします。
ゆうちょ銀行でも学生ローンは利用できる?
ゆうちょ銀行には、学生ローンのサービスは用意されていません。
ローンを利用したい場合は、消費者金融などローンを提供している会社に申し込む必要があります。知名度のある大手消費者金融なら、はじめてのローンの利用でも安心して利用できるほか、サービス内容も充実していておすすめです。
まとめ
本記事では、学生におすすめの消費者金融や学生ローンの詳細について解説しました。
学生ローンを選ぶ際は、いわゆる闇金とよばれる違法業者ではなく、日本貸金業協会に登録されたローン会社の中から、上限金利や借入限度額などをきちんと確認して無理なく計画的に返済できるものを選ぶ必要があります。
学生ローンは、親やアルバイト先にバレずにお金が借りられたり、奨学金のように利用目的が決められておらず自由に利用できるのがメリットです。
しかし、金利がほかのローンと比べて高かったり、支払いを延滞してしまうと信用情報に傷がつき、将来クレジットカードを作ったり、車のローンを組む際に審査に通らなくなる可能性があります。
申し込み前には、必ず学生ローンについてきちんと理解してから利用しましょう。
ローン会社によって、金利・返済方法・融資のスピードなどは異なるため、自分の利用目的や生活スタイルに合うローンを見つけるようにしてください。
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