「FXを始めようと思っているけど、FXチャートのおすすめを知りたい」
「FXチャートの選び方の基準は?」
など、FXに関する知識がまだ乏しく、チャート選びに困っている方に適した内容となっています。
どうせFXチャートを選ぶのであれば、長く使い続けられるものを選びたいですよね。
そこで本記事では、FXチャートの選び方やPC・スマホアプリ別におすすめFXチャートを紹介していきます。FXチャートの中でも特におすすめできるものをピックアップしているため、FXチャート選びに役立つでしょう。
▼この記事のかんたんまとめ
- スマホではGMOクリック証券(FXネオ)、DMM FX、FXトレーダーアプリ版(みんなのFX)がおすすめ。
- パソコンではFXプライムbyGMO、外為どっとコム、DMM FXがおすすめ。
FXチャートのおすすめな選び方
「FXチャートはどうやって選ぶのかわからない」と疑問をお持ちの方もいるでしょう。
そのような方に向けて、FXチャートを選ぶ際のおすすめの方法について解説していきます。
スマホとパソコンどちらで使うか
スマホアプリでFX取引するのか、パソコンでFX取引するのかによっても選ぶ基準が異なります。
パソコンの画面では取引画面や経済ニュース、チャート分析ツールなど多くのものを表示できるため、機能が多く用意されていても使いやすいでしょう。スマホアプリの場合には画面が小さいため、機能が豊富すぎると操作性が悪くなってしまいます。
そのためパソコンで利用する方は機能が豊富なFXチャートを選択し、スマホで利用する方は操作性を重視してFXチャートを選ぶとよいでしょう。
サイトまたはアプリの使いやすさ
FXチャートを選ぶ際にはチャート画面の見やすさ、サイトやアプリの使いやすさが大切な判断基準です。
FXの取引方法にはデイトレードやスキャルピングなど様々なものがあります。特にスキャルピングでは短時間に何度も取引するため、チャート画面を見る頻度が多くなります。その際にサイトやアプリの利用が悪いと、取引の度にストレスを抱えることとなるでしょう。
また気軽に利用できることを考えるとスマホアプリが便利なのですが、画面が小さく操作性が悪いことがデメリットです。そのためスマホよりも画面の大きなパソコンでの取引がおすすめですが、一概にPCがよいとは言えません。
個人の利用目的に応じてパソコンとスマホにそれぞれにメリットとデメリットがあるため、自分が利用しやすいと思えるサイトやアプリを探しましょう。
チャート分析ツールの使いやすさ
FXチャートの選び方として、チャート分析の使いやすさも大切なポイントです。
まだFXでの取引経験したことがないという方でも、チャート分析に役立つツールが豊富に用意してあるFXチャートを選ぶことがおすすめです。
初心者の方でも将来的には、チャートの分析ツールを利用して取引することになるでしょう。「このチャート分析ツールを使ってみたい」と思っていても、そのツールが利用できないFXチャートを利用していると新たにFXチャートを探し直すこととなります。
FXチャートを別のものに変更するとなると、操作性なども変わってしまうためストレスを感じてしまうことも考えられます。このような事態を防ぐためにもチャート分析ツールの豊富さ、使いやすさを考えつつFXチャートを探してみましょう。
スプレッドが狭い
FXチャートを選ぶ際には、スプレッドの狭さも重要となります。
スプレッドとは、FX取引で買う時と売る時の価格差のことです。たとえば外貨を100円で購入してすぐに外貨を売ったとしても99円しか返ってこない場合、スプレッドは1円ということです。簡単に言うと、取引手数料のようなものだと考えていただければよいでしょう。
このスプレッドが広いと、FX取引で利益を得たとしてもスプレッドにより利益が少なくなってしまいます。そのため取引回数が多いスキャルピングの場合には、さらにスプレッドの影響が大きくなります。
取引回数が少なく長期でトレードする方には影響が少ないほうですが、利益が少ない場合には影響を受けるため、なるべくスプレッドが狭いものを選ぶことがおすすめです。
評判や口コミがよい
評判や口コミを調べておくことも、FXチャートを選ぶ際に役立つでしょう。
証券会社など様々なところからFXチャートが提供されていますが、それぞれのFXチャートごとで違いがあります。
特にシェア率の高いFXチャートなどでは口コミが豊富にあり、SNSなどのネット上でも口コミを探すことが可能です。
アプリでの利用の場合には、App StoreやGoogle Playでアプリの評判を見ることも可能なため参考になるでしょう。
公式サイトなどではわからないような内容も、口コミを見ることで利用者目線での感想がわかります。
よい口コミを参考にするのも大切ですが、悪い口コミも参考にして利用するFXチャートを決めるのがよいでしょう。
得られる情報量が多いか
FX取引に役立つ情報の量がどのくらい得られるかはFXチャートにより異なりますが、なるべく多くの情報を得られるFXチャートを選ぶことがおすすめです。
FX取引の際には各国の経済情報などを把握したうえでの取引が大切なため、得られる情報量が多いほうがよいでしょう。相場を判断する際や、値動きの予測の際に経済ニュースなどの情報は大いに役立ちます。
また経済情報だけではなく、FX取引の初心者に向けて無料セミナーを用意している場合もあります。証券会社が提供する情報であるため信頼性も高く「まず何から学べばよいのかわからない」という初心者の方は、セミナーなどを活用すれば成長につながるでしょう。
FXに関する情報を提供していない場合も多いですが、FXでの取引に活かせる情報を無料で提供している証券会社もあります。情報を活用したいという方はホームページなどを確認した上で、自分に必要な情報を提供しているFXチャートを選びましょう。
無料で利用可能か
FXチャートを選ぶ際のポイントとして、無料で利用可能かを調べておくことが大切です。
可能であれば、無料で利用できるものがよいという方も多いでしょう。
基本的には無料でFXチャートを提供しており、有料プランへ加入すると機能を増やすことが可能なものがほとんどです。
有料プランへの加入で解放される機能として主なものを以下に示します。
- 画面に表示できるインジケータ―の数が増える
- 秒足を見られるようになる
- ひとつのタブで複数のチャート表示
- 広告表示がなくなる
- アラートの設定が可能となる
このように無料プランでは利用できなかった機能が、利用可能となる場合もあります。
自分が必要とする機能が無料で使えるのか、有料でないと使えないのかをチェックしておきましょう。
【スマホアプリ】FXチャートのおすすめ3選
スマホアプリで利用できるFXチャートを以下の表にまとめました。
最小取引単価は1通貨から10,000通貨まで幅広いため、少額で取引スタートしたい方は最小取引単価に注意してFXチャートを選びましょう。FX経験者の方である程度資金に余裕のある方は、チャートの使いやすさやテクニカルの種類で選んでみてもよいでしょう。
スマホは画面が小さいことからチャートを多く表示しすぎると視認性が悪くなるため、チャート画面の表示数は最大でも4画面である場合がほとんどです。
名称 | GMOクリック証券(FXネオ) | DMM FX | FXトレーダーアプリ版(みんなのFX) | SBI FXトレード | 外貨ex byGMO | 松井証券FXアプリ |
取引手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
通貨ペア | 20種類 | 21種類 | 31種類 | 34種類 | 23種類 | 20種類 |
レバレッジ | 25倍 | 25倍 | 25倍 | 25倍 | 25倍 | 25倍 |
最小取引単価 | 1,000通貨 | 10,000通貨 | 1,000通貨 | 1通貨 | 1,000通貨 | 1通貨 |
テクニカルの種類 | 11種類・トレンド系インジケーター6種類・オシレーター系インジケーター5種類 | 13種類トレンド系インジケーター8種類オシレーター系インジケーター5種類 | 8種類・トレンド系インジケーター4種類・オシレーター系インジケーター4種類 | 12種類・トレンド系インジケーター5種類・オシレーター系インジケーター7種類 | 14種・トレンド系インジケーター7種類・オシレーター系インジケーター7種類類 | 11種・トレンド系インジケーター6種類・オシレーター系インジケーター5種類類 |
チャート画面の表示数 | 4画面 | 4画面 | 4画面 | 4画面 | 4画面 | 4画面 |
iPadへの対応 | あり | あり | なし | なし | あり | なし |
ここからは表の中のFXチャートの中でも、特におすすめできる3つについて詳しく解説していきます。
GMOクリック証券(FXネオ)
GMOクリック証券のFXネオは、スマホアプリが使いやすいと評判です。
以前は最小取引単価が1万通貨だったため資金不足で使えない方が多くいましたが、現在では最小取引単価が1,000通貨からとなり多くの方が使えるようになりました。これにより、最低証拠金として5,600円ほど用意しておくことで取引始めることが可能です。
またGMOクリック証券が人気の理由としては取引手数料が無料という点が挙げられ、さらに口座維持手数料についても無料なため利用しやすいことです。その他にも出勤手数料や口座開設手数料、即時入金手数料についても無料となっており、FX取引以外でお金が減ることがありません。しかし、ロスカットが起きてしまった場合には、別途取引手数料がかかることがあります。
スプレッドの狭さも魅力的であり、USD/JPYであれば0.2銭という安さで固定されています。
またアプリの使用感として、操作性が高くボタン配置も分かりやすくなっています。またワンクリックでスピード注文できることや、テクニカルの表示設定を最大3パターンまで保存できるなどユーザビリティに優れたスマホアプリです。さらにApple Watchへ対応しておりチャートや経済カレンダーをチェックできたり、スピード注文などが可能です。Apple Watchに対応したことで、どこでも簡単に注文ができたり評価損益のチェックが可能となっています。
また新規口座開設特典として最大30万円のキャッシュバックが用意されているため、お得にFX取引始められるでしょう。
取引手数料 | 無料 |
通貨ペア | 20種類 |
スプレッド | USD/JPY:0.2銭EUR/JPY:0.5銭GBP/JPY:0.9銭AUD/JPY:0.6銭NZD/JPY:1.2銭原則固定 |
口座開設日数 | 最短即日 |
レバレッジ | 25倍 |
最小取引単価 | 1,000通貨 |
チャートの種類 | 5種類ローソク足、ライン、ドット、バー、平均足 |
テクニカルの種類 | 11種類・トレンド系インジケーター6種類・オシレーター系インジケーター5種類 |
DMM FX
DMM FXもスマホアプリが人気であるFXチャートの1つです。
スマホアプリは直感的に操作できるようなシンプルなデザインであり、ボタン配置がよいなどユーザーから高い評価を得ています。また口座開設は最短1時間となっていることも人気の理由で、すぐにでもFXでの取引スタートしたい方にはおすすめできます。
先ほどのGMOクリック証券ネオと比較して、取引可能な通貨ペアが1種類増えたことやNZD/JPYのスプレッドがキャンペーン中で安くなっています。DMM FXも同様に口座開設・維持手数料や入出金の手数料、取引手数料が無料となっています。さらにロスカットの場合でも手数料が発生しないため、手数料で利益が減るようなことはありません。
注意が必要な点として最小取引単価が10,000通貨からとなっており、少額からスタートしたい方には向いていません。しかしDMM FXでは3か月の間、本番と同様のツールを利用して練習が可能となっているため、初心者の方でもおすすめです。
さらにDMM FXはサポートが手厚いことも魅力的なポイントです。
電話やメールを使用した相談に対するサポートが、営業日であれば24時間対応となっており、FX業界では初のLINEでの問い合わせに対応しています。「口座の開設方法がわからない」「アプリの操作方法や取引方法がわからない」といった場合でもLINEで気軽に相談できるため、FX取引初めて行う場合には特におすすめできるFXチャートだといえます。
また最新のニュースを提供してくれるなど、FXに関する情報を無料で提供しているということもメリットでしょう。
取引手数料 | 無料 |
通貨ペア | 21種類 |
スプレッド | USD/JPY:0.2銭EUR/JPY:0.5銭GBP/JPY:0.9銭AUD/JPY:0.6銭NZD/JPY:0.9銭(キャンペーン中)原則固定だが、市場環境の変化などにより拡大の可能性あり |
口座開設日数 | 最短1時間 |
レバレッジ | 25倍 |
最小取引単価 | 10,000通貨 |
チャートの種類 | 4種類ローソク足、バー、ライン、平均足 |
テクニカルの種類 | 13種類トレンド系インジケーター8種類オシレーター系インジケーター5種類 |
FXトレーダーアプリ版(みんなのFX)
FXトレーダーアプリ版の特徴として、「Trading View」が無料で利用できることが挙げられます。
Trading Viewはシカゴに本社があるTrading View Inc.が開発しているFXチャートのことで、世界中で5,000万人のトレーダーに愛用されています。
描写ツールと80種類以上のインジケーターが豊富に用意されており、自分好みのチャート画面にカスタマイズが可能です。通常Trading Viewの利用は有料なのですが、みんなのFXで口座開設すれば誰でも無料で利用が可能です。
取り扱っている通貨ペアは31種類と豊富に用意されており、マイナー通貨で取引したい方におすすめできます。
スプレッドに関してもキャンペーン中のものを除けば全体的にDMM FXよりも狭く、とにかく手数料のかからないFXチャートです。またFXトレーダーアプリ版もDMM FXと同様に、取引手数料の他にも口座開設・維持手数料や入出金手数料などが無料となっています。
そのためFXトレーダーアプリ版は、上記で紹介したGMOクリック証券やDMM FXの上位互換的な存在ともいえます。しかしチャートの使いやすさは個人によって異なるため、実際に使用してみて自分に合ったものを利用するのがよいでしょう。
スマホでも利用しやすいFXチャートとなっており、インジケーターを表示したチャートと何も表示していないシンプルチャートをボタン一つで切り替えることが可能です。そのため操作性が良くないスマホでもインジケーターつきの画面で相場分析をし、シンプルチャートで取引するといった使い分けができます。
取引手数料 | 無料 |
通貨ペア | 31種類 |
スプレッド | USD/JPY:0.2銭EUR/JPY:0.4銭GBP/JPY:0.8銭AUD/JPY:0.6銭NZD/JPY:1.0銭原則固定 |
口座開設日数 | 最短1時間 |
レバレッジ | 25倍 |
最小取引単価 | 1,000通貨 |
チャートの種類 | 3種類ローソク足、ライン、バー |
テクニカルの種類 | 8種類・トレンド系インジケーター4種類・オシレーター系インジケーター4種類 |
【パソコン】FXチャートのおすすめ3選
パソコンで利用する場合におすすめできるFXチャートを表にまとめました。
表を見ていただければわかるのですが、アプリ版と比較してパソコン版の方が全体的にテクニカルの種類が多くなっています。パソコンは画面が大きく視認性がよいことから多くのインジケーターを表示できるため、テクニカルの種類が豊富に用意されています。
名称 | FXプライムbyGMO | 外為どっとコム | DMM FX | GMOクリック証券FX | 松井証券 FX | 楽天FX |
取引手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
通貨ペア | 20種類 | 21種類 | 31種類 | 34種類 | 23種類 | 20種類 |
レバレッジ | 25倍 | 25倍 | 25倍 | 25倍 | 25倍 | 25倍 |
最小取引単価 | 1,000通貨 | 1,000通貨 | 10,000通貨 | 1,000通貨 | 1通貨 | 1,000通貨 |
テクニカルの種類 | 51種類・トレンド系インジケーター19種類・オシレーター系インジケーター30種類・マルチタイムフレーム2種類 | 21種類・トレンド系インジケーター10種類・オシレーター系インジケーター11種類 | 20種類・トレンド系オシレーター10種類・オシレーター系インジケーター10種類 | 38種類・トレンド系インジケーター18種類・オシレーター系インジケーター20種類 | 14種・トレンド系インジケーター7種類・オシレーター系インジケーター7種類類 | ・MT4で利用するため、MT4のインジケーターが使用可能・MT4にはデフォルトで30種類、無料ライブラリに2,000種類以上 |
経済指標やニュース | あり | あり | あり | あり | あり | あり |
複数チャートの一括表示 | あり | あり | なし | なし | なし | なし |
表にまとめたFXチャートの中でも、特におすすめできる3つのものを詳しく解説していきます。
FXプライムbyGMO
FXプライムbyGMOの特徴は、午前9時~翌午前4時まではUSD/JPYのスプレッドが0.1銭であることに加えて、インジケーターが51種類と豊富に用意されていることです。
スプレッドは時間限定で0.1円と他のFXチャートに比べても破格の狭さとなっており、USD/JPYで取引する場合が多い方にはおすすめできます。しかしUSD/JPY以外のスプレッドは広いため、USD/JPY以外で取引する場合が多い方は注意が必要です。
また経済情報などのマーケット情報を多く提供しており、公式ホームページには最新戦略やレポート、経済指標などが掲載されているためFX取引の参考になるでしょう。「経済情報をどこで入手すべきなのか」と悩んでいて、情報を得る手段が定まっていない方には非常に役立ちます。
GMOコイン株式会社が存続会社で株式会社FXプライムbyGMOが消滅会社となり合併する予定となっており、サービス統合は2023年9月2日が予定とされています。そのため既にFXプライムbyGMOで取引している方は、ポジションの清算などを済ませておきましょう。
取引手数料 | 無料 |
通貨ペア | 20種類 |
スプレッド | USD/JPY:0.1銭(午前9時~翌午前4時まで)EUR/JPY:0.8銭GBP/JPY:1.1銭AUD/JPY:0.9銭NZD/JPY:1.6銭 |
口座開設日数 | 1~2営業日 |
レバレッジ | 25倍 |
最小取引単価 | 1,000通貨 |
チャートの種類 | 10種類ローソク足、ライン、カギ足、棒足、平均足、P&F、3本バー、4本バー、陰陽足 |
テクニカルの種類 | 51種類・トレンド系インジケーター19種類・オシレーター系インジケーター30種類・マルチタイムフレーム2種類 |
外為どっとコム
外為どっとコムは、「みんかぶFX」の取引ツール部門や配信情報ランキング、総合ランキングなどで2023年に第一位に輝いています。
FXに関するあらゆる情報を公式サイトやYouTubeで提供しており、「まんが!週刊FX」では漫画で学べるなど初心者に優しいサポートが魅力的です。様々な媒体で初心者向けの動画や記事が用意されているため、自分に合った学び方を選ぶことが可能となっています。初心者向けの内容だけではなく豊富なマーケット情報を提供しており、最新ニュースや経済指標などを24時間配信していることもメリットです。
7つのテクニカル分析から買い時や売り時を判断するツールや過去チャートから値動きを予想するツールとして「お天気シグナル」「みらい予測チャート」なども用意されています。そのため「取引タイミングがわからない」といった初心者の方でも利用しやすい環境が整っています。
取引ツールは自分好みにカスタマイズができたり分析に使用するインジケーターが豊富であること、スピーディーな発注が可能なことが高評価を得られた理由です。チャート上で注文をしたり注文変更や取り消しなども可能となっており、スムーズな清算ができるため短期トレードなどにもおすすめできます。さらに様々な利用環境に適しており、以下の4つの環境に対応しています。
・PCアプリ版
・Webブラウザ版
・スマホアプリ版
・iPadアプリ版
特にiPadアプリの場合には操作性が下がるアプリが多い中、iPadアプリ用に取引ツールが用意されているのはありがたいポイントです。
各種取引手数料は無料となっており、他のFXチャートに比べてスプレッドが狭くなっています。
また他のFXチャートと比べてサポートがしっかりしている点が魅力的です。HDI格付け調査で4年連続(2019~2022)問合せ部門、Webサポート部門で三ツ星評価を獲得していることからもサポートの充実度がうかがえます。
HDI格付け調査については以下のサイトをご覧ください。
取引手数料 | 無料 |
通貨ペア | 30種類 |
スプレッド | USD/JPY:0.2銭EUR/JPY:0.4銭GBP/JPY:0.9銭AUD/JPY:0.5銭NZD/JPY:1.0銭原則固定 |
口座開設日数 | 最短即日 |
レバレッジ | 25倍 |
最小取引単価 | 1,000通貨 |
チャートの種類 | 2種類 |
テクニカルの種類 | 21種類・トレンド系インジケーター10種類・オシレーター系インジケーター11種類 |
プレミアチャート DMM FX
プレミアチャートは、スマホアプリ3選でも紹介したDMM FXが提供しているパソコン版のFXチャートです。
基本的な情報に変わりないのですが、パソコン版のプレミアチャートではトレンド系インジケーターやオシレーター系インジケーターの種類が増加しています。操作性や視認性のよいパソコンではより多くのインジケーターを使うことが可能なため、種類が豊富になっています。インジケーターの色や設定を自由自在に変更できることで分析しやすくなったり、定めたレートでアラート通知を設定できるため取引チャンスを見逃すことがなくなるでしょう。
チャートの種類も豊富になっておりローソク足はもちろんですが新値足やP&F、平均足など様々なものが用意されているため、普通とは少し違った分析が可能です。
またマルチタイムフレーム分析という異なる時間足を同時に表示して分析する手法が可能となっているため、長期足で大きな流れを把握したうえで短期足を見て取引するなども可能です。
しかしパソコン版のプレミアチャートでも、アプリ版と同様に最小取引単価が10,000通貨からとなっており、少額からスタートできないというのが残念な点です。
取引手数料 | 無料 |
通貨ペア | 21種類 |
スプレッド | USD/JPY:0.2銭EUR/JPY:0.5銭GBP/JPY:0.9銭AUD/JPY:0.6銭NZD/JPY:0.9銭(キャンペーン中)原則固定だが、市場環境の変化などにより拡大の可能性あり |
口座開設日数 | 最短1時間 |
レバレッジ | 25倍 |
最小取引単価 | 10,000通貨 |
チャートの種類 | 7種類ローソク足、ライン、平均足、バー、P&F、新値足3、新値足5 |
テクニカルの種類 | 29種類・トレンド系オシレーター15種類・オシレーター系インジケーター14種類 |
以下のページではFX会社を比較しそれぞれの会社について詳しく解説していますので、こちらの記事も参考にしつつFXチャートを選んでみてください。
※ピラーページ「fx おすすめ」へリンク
FXでおすすめのチャートに関するQ&A
ここでは、FXのおすすめチャートに関するよくある質問についてまとめました。
・タブレットやiPadにはどのアプリがよい?
・有料のチャートの方がよいの?
・おすすめの時間足はある?
・オシレーター系とかトレンド系ってなに?
上記のような疑問をお持ちの方は、こちらの項目で解決しておきましょう。
タブレットやiPadはどのアプリがよい?
App StoreやGoogle Playなどから通常のスマホ版アプリのダウンロードが可能なため、スマホと同様に利用しましょう。
しかしスマホの画面に対応させたアプリのため、画面サイズがうまく合わず利用しづらいこともあるかもしれません。そのような場合には、本記事で紹介した「外為どっとコム」であればiPad版のアプリも用意されているため、iPadでも快適な利用が可能でしょう。
有料のチャートの方がよいの?
基本的にはどのFXチャートも無料であることが多く、十分な性能を持ち合わせているため無料版でよいでしょう。
有料版で増える機能としては、インジケーターや描写ツール(トレンドラインなどを引くツール)などの数です。もし有料版にしかないインジケーターなどの機能を使いたいとなれば有料版を検討してみてもよいですが、初心者のうちは無料チャートにあるもので十分です。
Macでもチャートは使える?
MacでもFXチャートの利用が可能です。
以前はMacに対応していないFXチャートが多くあったのですが、改善されてきているためMacでも利用できるFXチャートは増加しています。
しかし現在もMacは利用不可であるFXチャートもあるため、Macを利用している方は「GMOクリック証券」「外為どっとコム」がおすすめです。
デモトレードで練習するべき?
初心者のうちはデモトレードで練習した方がよいでしょう。
最小取引単価が1,000通貨の場合がほとんどですので5,000円ほどあれば取引開始できますが、いきなりお金を使うことを不安に思う方もいるでしょう。その場合にはデモトレードで操作方法に慣れ、ある程度の勝率が得られてから本番に挑んでもよいでしょう。
また初心者でない方でFXチャートを探している場合にも、デモトレードを推奨します。デモトレードでは本番同様に取引できるため、インジケーターの使いやすさやチャートの見やすさなどを把握したうえで検討が可能なためです。
しかしデモトレードを提供しているFXチャートもあれば、提供していないFXチャートもあるため事前にチェックしておきましょう。
今回紹介したFXチャートの中でデモトレードが利用可能なものは以下の通りです。
- GMOクリック証券FXネオ
- DMM FX
- FXトレーダーアプリ版(みんなのFX)Web版のみ可能
- 外貨ex byGMO
- FXプライムbyGMO
- 外為どっとコム
- 楽天FX
おすすめの時間足はある?
結論から伝えると、おすすめの時間足は特にありません。
1分足や5分足のような短期足から日足や週足などの長期足までありますが個人の取引手法によって異なるため、「これがおすすめの時間足です」ということはできません。
たとえばスキャルピングなどの短時間取引となると短期足をメインで見ることが多く、デイトレードなどでは15分足から4時間足までが使用される場合がほとんどです。そのため、自分に合った取引手法を見つけてから時間足を決めるとよいでしょう。
また短期取引であっても、長期足でおおまかなトレンドを見てから短期足に戻って取引するのがおすすめです。
オシレーター系とかトレンド系ってなに?
インジケーターというテクニカル分析に使うサポートツールのことです。
インジケーターには、チャート上に表示する「トレンド系」とチャートの下部に表示される「オシレーター系」の二つがあります。ここで簡単にオシレーター系とトレンド系について解説します。
オシレーター系
オシレーター系インジケーターは、相場の買われすぎや売られすぎを判断する際に使用されます。
レンジ相場で用いられることが多く「今は売られすぎているから、そろそろ買いが入るのではないか」など、次に発生しそうなトレンドの予想に使われます。トレンドの転換点の予測に使われるため、予測が合っていれば大きな利益を得ることも可能なインジケーターです。
オシレーター系インジケーターはチャート下部に表示されているため、ローソク足などの動きと比較しながら活用しましょう。
主なオシレーター系のインジケーターには以下のようなものがあります。
- RSI
- RCI
- MACD
- CCI
- ストキャスティクス
トレンド系
トレンド系インジケーターは、その名からもわかるように「トレンド」の方向を予測する際に使われるインジケーターです。
上昇し続けている場合は上昇トレンドで、下降し続けている場合は下降トレンドなどトレンド相場と呼ばれる「相場が一方向に向かっている場合」に使われることがほとんどです。また上昇も下降もしていないレンジ相場もわかり、相場の大きな流れを把握できるため中期から長期の取引で利用される場合が多くなっています。
チャート上にインジケーターが表示されるためローソク足などと見合わせて使いやすいのですが、多くのトレンド系インジケーターを表示すると逆に見づらくなってしまうため注意しましょう。
主なトレンド系インジケーターは以下のようなものがあります。
- 単純移動平均線
- 指数平滑移動平均線
- 一目均衡表
- ボリンジャーバンド
- 線形回帰トレンド
- パラボリック
オシレーター系やトレンド系の2つのインジケーターを組み合わせて、自分に合った取引方法を探してみましょう。
まとめ
本記事ではFXのおすすめチャートを探している方に向けて、FXチャートの選び方やおすすめのFXチャートをアプリ版とスマホ版にわけて解説しました。
スマホで利用するのかパソコンで利用するのかによって、選ぶ基準も変わってきます。スマホではなくiPadなどのタブレット端末を利用する際には操作性にも影響が出るため、タブレット端末に対応しているFXチャートがおすすめです。
FXチャートを選ぶ際には使いやすさやスプレッドなどの手数料の安さが大切になってくるため、本記事で紹介したおすすめFXチャートを参考に自分に合ったものを探してみましょう。
DMM FXは、最短1時間で取引ができるFX口座です。新規口座解説の申し込みは約5分で完了します。
また、取引量に応じて最大30万円のキャッシュバックを受けられます。
この機会に申し込んでみてはいかがでしょうか?