FX初心者必見!取引におすすめの時間帯や気を付けたいポイントを解説

タイトル:FX初心者必見!取引におすすめの時間帯や気を付けたいポイントを解説

FXは今や専業トレーダーだけでなく、副業で始める人や主婦のお小遣い稼ぎにも人気の投資手段の1つです。「私も始めてみたい」「興味がある」とお思いの方も多いのではないでしょうか。

しかし、何も知らないまま興味本位で始めてしまうのは大変危険です。FXは「運で勝敗が決まる」と思われがちですが、それは大間違い。実は知識や経験が非常に重要になります。

この記事では、FX初心者が知っておくべき取引時間帯の特徴や、おすすめの時間帯をご紹介します。

▼この記事のかんたんまとめ

  • FX取引ができる時間帯は、FX会社によって異なるが、一般的には月曜日の午前7時~土曜日の午前6時まで
  • FX初心者には、流動性が高く取引参加者が多い時間帯がおすすめ

取引ができる時間帯

FXは平日・祝日の24時間取引ができます。取引ができる時間帯は、FX会社によって異なりますが、一般的には月曜日の午前7時~土曜日の午前6時までとなっています。

24時間取引が可能なのは、為替市場の仕組みと関係しています。為替市場は「市場」と名が付きますが、青果市場のように実在する場所ではありません。あくまで、電話やインターネットを通じて取引をする「架空の市場」のことを指しています。そのため、取引の際に現地へ足を運ぶ必要がなく、いつでも・どこでも取引が可能なのです。

また、世界には時差が存在するため、各国の銀行が稼働している時間帯も異なります。世界のどこかで銀行が取引をしている限り、為替市場も動き続けるため、24時間取引が可能なのです。

取引が活発な時間帯

取引の中心地となる為替市場は、時間帯によって異なります。取引が活発になる時間帯もあれば、少ない時間帯もあるのです。

ここでは、取引が活発になる時間帯を詳しく見ていきましょう。

8時~10時(東京時間)

日本時間の8時~16時は東京為替市場での取引が中心になるため「東京時間」と呼ばれています。この時間帯はアジア圏やオセアニア圏の参加者が多いのが特徴です。

また、8時~10時は「仲値」と呼ばれる為替の基準レートが発表される時間帯であるため、特に取引が活発になります。仲値は価格相場の傾向やトレンドを把握するための重要な情報であるため、発表後に取引が集中するのです。

16時~19時(ロンドン時間)

日本時間の16時~2時はロンドン外国為替市場での取引が中心となる時間帯です。この時間帯を「ロンドン時間」と呼びます。ロンドン外国為替市場は、世界1位の取引量を誇る市場です。ヨーロッパのほとんどのトレーダーが集まってくるため、取引や値動きが非常に活発になります。

そのなかでも、東京時間からロンドン時間に切り替わる16時~19時は、最も取引が活発になる時間帯です。また、東京為替市場が閉まる影響を受けると同時に、ヨーロッパのトレーダーが動き始める時間帯でもあります。ヨーロッパの経済指標が発表される時間帯でもあることから、市場が大きく変動する時間帯なのです。

ヨーロッパ通貨を保有している場合は、16時〜19時を狙って取引をすると利益が生まれやすいでしょう。

21時~2時(ニューヨーク時間)

日本時間の21時~6時はニューヨーク外国為替市場での取引が中心となるため、「ニューヨーク時間」と呼ばれています。この時間帯は主に、アメリカのトレーダーや投資家が参加する時間帯で、ドルに関する取引が活発です。為替市場の中で、最も重要な時間帯と言われています。

また、21時~2時の間はロンドン為替市場とニューヨーク為替市場が同時にオープンしている時間帯です。そのため、1日の中で最も取引が活発になる時間帯と言えるでしょう。米ドルやユーロを保有している場合はこの時間帯がおすすめです。

取引ができない時間帯・曜日

24時間取引ができるFXですが、週末(土曜日・日曜日)は取引ができなくなります。理由は、世界中の為替市場がお休みになるためです。

ただし、その間も為替レート自体は変動し続けているため注意が必要です。イスラム圏での休日は金曜となっていることや、中東の一部では取引が行われていることも関係しています。

また、元旦は全世界の為替市場が閉まるため、取引ができません。他の祝日に関しては取引できます。

避けた方がよいシーズン

取引は可能でも、避けた方が無難なシーズンがあります。詳しく見ていきましょう。

年末年始

年末年始は取引を控えたほうがよいでしょう。このシーズンは、経済活動が活発になるため、値動きの変動が激しい傾向にあります。相場の急変動はスプレッド(売り値と買値の差)が広がりやすくなるため、非常にリスクが高いため、注意が必要です。

また、この時期は欧米や中国などで決算を迎えるシーズンでもあります。通常とは違う値動きをする可能性があるため、初心者は特に避けた方がよいシーズンと言えるでしょう。

クリスマス

欧米諸国では、クリスマス(12月25日)は休日とされています。そのため、為替市場も休みになる場合がほとんどです。ロンドン為替市場やニューヨーク為替市場は、世界でも取引量の多い市場ですが、休みになると取引者が激減します。そうなると、東京為替市場に取引が集中し流動性が低下するため、急激な価格変動を起こす可能性が高まるのです。

日本ではクリスマスは休日とされていません。そのため通常通り取引ができますが、諸外国との関係上リスクが高まるため、避けた方が無難でしょう。

サマータイム・冬時間には要注意

欧米諸国には、「サマータイム」と「冬時間」と呼ばれる時間の調整法があります。それぞれの時間を理解して、取引に臨みましょう。

サマータイム

サマータイムとは、3月の第2日曜日(米国時間)~11月の第1日曜日(米国時間)の間、時計の針を1時間進められる時間調整法のことです。日が長いこの時期は、1時間と時計を進めることで、夜間の消費電力を削減する狙いがあると言われています。

サマータイムが導入されている期間は、欧米の為替市場で取引できる時間が1時間短くなります。値動きも通常の時間帯とは少し異なるため、念頭に置いておきましょう。

冬時間

冬時間とは「標準時間」とも呼ばれています。サマータイムが終了した後、時計の針を1時間戻すことで実施されます。

冬時間は、サマータイムよりも1時間長く取引ができます。

具体的な取引時間については、FX会社各社によって異なるため、事前に確認をしておきましょう。

FX初心者におすすめの時間帯

FX初心者には、流動性が高く、取引参加者が多い時間帯がおすすめです。詳しく見ていきましょう。

短時間で効率的に稼ぎたいなら22時~24時

短時間で効率的に稼ぎたい初心者には、22時~24時がおすすめです。この時間帯はロンドン為替市場とニューヨーク為替市場のオープン時間が重なっているため、1日の中で最も取引が活発になります。

取引が活発になる時間帯ということは、その分値動きも激しくなります。急激な価格変動が発生する可能性もあるため、注意が必要でしょう。

リスクを回避したいなら9時~14時

東京時間の中でも、9時~14時は初心者におすすめの時間帯です。この時間帯はロンドン時間やニューヨーク時間と比較をしても、値動きが落ち着いています。そのため、トレンド(相場が継続的に上昇もしくは下降し続ける状態)に巻き込まれて損をする危険性は低いでしょう。

ただし、大きな利益が得られるチャンスは少ないです。少しでも多く利益を得たければ、スプレッド(取引にかかるコスト)が小さいFX会社を選ぶのがよいでしょう。

FX初心者が避けるべき時間帯と曜日

FX初心者は、なるべく損をしにくい時間帯を狙って取引を行うのがベターです。ここでは、初心者が避けた方がよい時間帯を詳しくご紹介します。

早朝6時~8時

ニューヨーク為替市場が閉まる6時から、東京為替市場が開く8時までの時間帯は、あまりおすすめできません。この時間帯は、日本人とアジア・オセアニア圏のトレーダー(投資家)のみが参入します。流動性が低くなるため市場の動きは落ち着いていますが、売買が成立しにくいのが特徴です。

また流動性が低い時間帯は、予期しない相場変動が起きやすいです。希望とはかけ離れたレートで取引をしなければならない場面も出てきてしまうため、避けた方がよいでしょう。

重要な経済イベントのあと

市場に影響を与えるような重要な経済イベントが発表されたあとは、取引を控えた方が無難でしょう。経済イベントは、為替レートに大きな影響を及ぼします。トレンドが転換するタイミングにもなり得るため、初心者には難易度が高いタイミングでしょう。

重要な経済イベントの発表には次のようなものが挙げられます。

  • 国内総生産(GDP)の発表
  • 米国雇用統計の発表
  • 政府高官や中央銀行(日本であれば日本銀行)の要人による発言

大きな損失をしないためにも、国内のニュースのみならず、世界の情勢を把握しておく取り組みが重要となるでしょう。

金曜日

FX初心者は金曜日を避けて取引を行うのがよいでしょう。金曜日は土・日に市場が閉まる関係上、駆け込みで取引が集中します。相場の変動が激しくなりやすいため、他の曜日に取引を行うほうが無難です。

どうしても金曜日に取引をする必要がある場合は、なるべくリスクが低い時間帯を選ぶのがよいでしょう。

FX初心者が気を付けるべきポイント

FX初心者だからこそ知っておきたい”気を付けるべきポイント”がいくつかあります。ここでは4つご紹介しましょう。

十分な知識を獲得する

FXをするうえで最も重要なのは知識の獲得です。全世界の為替市場の動きは、ある程度の理論や傾向に基づいて変動をしています。これらの理解は、効率的に利益を出せるだけでなく、損失を防ぐ効果もあるため非常に重要です。

「ビギナーズラック」と呼ばれるように、勘で利益が出せる場合もあります。しかし、これはあくまで運に過ぎず、中長期的に継続できるものではありません。運に頼らない取引力をつけるためには、勉強を怠らない意識が大切です。

マイルールを決める

「FXを始めたい」と思ったら、まずはマイルールを定めましょう。つい「利益をたくさん出したい!」と長時間取引をしたくなるかもしれません。ですが、費やした時間分の利益が出せるとは限りません。むしろ、取引時間や通貨ペア(取引をする通貨の組み合わせ)を限定したほうが、市場の傾向が把握でき、利益を出しやすくなります。

また、マイルールを定めることで、私生活に悪影響を及ぼすリスクも低減できます。自分の活動時間や経済状況に負担をかけない取引ができるため、無理なくFXを始められるでしょう。

少額からスタートする

高額の資金からFXを始めるのは非常に危険です。知識も経験もない初心者が高額の資金から取引をスタートさせてしまうと、取り返しがつかない損失を生む可能性があります。家族にも迷惑をかけてしまうなんてことも起きてしまうかもしれません。

まずは少額から取引をスタートさせ、知識や経験を得てから金額を増やしていきましょう。

また、会社によって異なりますが、FXは少額からの取引ができます。なかには100円から取引できるFX会社も存在します。各社により取引単位や最低額は異なるため、事前にチェックしておきましょう。

「どうしても損をする可能性はある」ことを理解する

どれだけ知識や経験を得たとしても、「絶対に勝てる!」なんてことはありません。市場の動きや為替レートの変動は、ときに予測不能な動きをします。どうしても損をしてしまうタイミングがあることを、しっかり理解しておきましょう。

大切なのはリスクを理解したうえで取引を行うことです。自分自身や家族を守るためにも、博打的な取引はなるべく控えましょう。

別記事にて、FXをおすすめする理由についても解説しています。こちらも参考としてください。

「※ピラーページ「fx おすすめ」へリンク」

FXの取引時間に関するQ&A

ここからは、FX初心者が気になる取引時間に関する質問と回答をご紹介します。

Q. まとまった時間を確保して取引を行うのが難しいです。なにかいい方法はないでしょうか?

まとまった時間を確保するのが難しい場合は、スキマ時間を活用しましょう。FXは24時間どこからでも取引ができます。たとえ5分~10分の短い時間でも、取引できます。

スキマ時間には、以下のものが挙げられます。

– 通勤

– 会社での昼休み

– 病院の待ち時間

– 就寝前

Q. 新規取引から決済まで、どのくらいの時間をかけるべき?

「絶対に何時間以内に決済するべき」という決まりはありません。自分が納得したタイミングで決済をするのがベストでしょう。

auじぶん銀行が実施した独自調査によると、約7割の顧客が「24時間以内」に決済をしているようです。

Q. 「メンテナンス中」と表示され、取引できませんでした。なぜですか?

FX会社には、システムを補修・点検する「メンテナンス時間」が設けられています。この時間帯は取引ができないので、注意が必要です。取引を開始する前に、ホームページでチェックしておきましょう。

FX会社により設定時間は異なりますが、5時~7時台の場合がほとんどです。

時間帯の特徴を理解してFXを始めてみよう!

この記事では、FX初心者におすすめの取引時間についてご紹介をしました。FXは「自分がしたいときに取引できる」点が大きな魅力です。自分のライフスタイルに合わせた取引ができれば、効率的に利益を得られるでしょう。

ただし、危険性も十分に理解しておく必要があります。せっかく積み上げた利益も、一瞬で無くなってしまうこともあるのです。そういったリスクを減らすためには、まず取引時間を熟知しておく必要があります。

ぜひ取引時間帯の特徴や傾向を理解して、無理のないFXライフを始めてみましょう!

FXを始めるならDMM FXがおすすめ

DMM FXは、最短1時間で取引ができるFX口座です。新規口座解説の申し込みは約5分で完了します。

また、取引量に応じて最大30万円のキャッシュバックを受けられます。

この機会に申し込んでみてはいかがでしょうか?