初心者におすすめFX口座20社を比較!自分に合った選び方と注目ポイントを解説 

「FXってどうやって始めるの?」

「初心者におすすめのFX会社を知りたい」

「自分に合ったトレードが利用できるFX会社を選びたい」

FXをこれから始めたいという方は、会社の選び方や選ぶときのポイントについて考えていませんか。

この記事では、各FX会社のサービス内容や使いやすさを詳しく解説します。

各FX会社のおすすめポイントやデメリットを確認して、自分に合ったFX口座選びの参考にしてみてください。

▼この記事のかんたんまとめ

  • 初心者におすすめのFX会社はGMOクリック証券、外為オンライン、みんなのFXなど
  • 少額取引やスワップポイント運用など目的にあわせてGX会社を選ぶのが大切

【初心者向け】おすすめのFX会社ランキング

初心者におすすめのFX会社、19社を紹介します。

取引の方法によって最適なFX会社が違ってくるので、自分が利用したいサービス内容なのかしっかりと見て、どのFX口座が合っているのか確認しましょう。

FX口座名取扱通貨ペア最低取引単位スプレッド取引手数料口座開設スピード自動売買デモトレード
GMOクリック証券20通貨ペア1,000通貨0.2銭無料最短即日×
外為オンライン26通貨ペア1,000通貨0.9銭無料(一部有料あり)最短即日
みんなのFX31通貨ペア1,000通貨0.2銭無料最短即日
松井証券のFX20通貨ペア1通貨0.2銭無料最短3日×
FXTF30通貨ペア1,000通貨0.1銭無料最短即日×
FXプライム byGMO20通貨ペア1,000通貨0.1銭1万通貨未満 片道3銭 1万通貨以上 0円×
ヒロセ通商 LION FX51通貨ペア1,000通貨0.2〜3.9銭無料最短即日×
アイネット証券FX20通貨ペア1,000通貨2銭無料最短翌日
セントラル短資FX25通貨ペア1,000通貨0.9銭無料3~5営業日以内×
FXブロードネット24通貨ペア1,000通貨0.2銭無料最短即日
マネースクエア16通貨ペア1,000通貨無料最短即日×
DMM FX21通貨ペア10,000通貨0.2銭無料最短1時間×
外為どっとコム30通貨ペア1,000通貨0.2銭無料最短翌日×
インヴァスト証券17通貨ペア1,000通貨0.3銭片道220円最短即日×
外貨ex byGMO24通貨ペア1,000通貨0.2銭無料最短即日×
LIGHT FX29通貨ペア1,000通貨0.2銭無料最短翌日××
LINE FX23通貨ペア1,000通貨0.2銭無料最短翌日××
JFX38通貨ペア1,000通貨0.2銭無料最短即日×
SBI FXトレード34通貨ペア1通貨0.18銭無料最短即日××
新・楽天銀行FX26通貨ペア1,000通貨0.3銭無料最短翌営業日×
マネックス証券16通貨ペア1,000通貨0.2銭無料最短翌日××

1位:GMOクリック証券

GMOクリック証券は、取引高1位で、国内トップクラスのサービスを展開しています。2021年時点で約70万口座が開設されており、2020年の取引高は世界1位となり、多くのFXトレーダーにも選ばれています。

株式かFXを取引したい方におすすめの証券会社で、2005年に「GMOインターネットグループ」として設立されました。

PCツールの「はっちゅう君FX+」は、直感的な操作方法で初心者からアクティブトレーダーまで使えます。見やすいように自由にレイアウト変更ができるため、投資全般に興味がある人におすすめです。

手数料の安さが強みで、主要ネット証券と比較して低コストで株式に投資できる点がメリットです。しかし自動ロスカットが実行されると、手数料が必要です。

また外国株式の「海外委託取引」の取り扱いがありません。

海外委託取引とは、外国株式の委託注文を証券会社が海外の市場に取り次ぐ取引のことです。日本国内にいながらにして、現地通貨建ての取引を行いたい方にとって、GMOクリックは不向きといえるでしょう。

通貨ペア数20種類
取引単価1,000通貨
スプレッド米ドル円:0.2銭
サポート対応時間24時間

2位:外為オンライン

外資オンラインは、日本で初めてFXを展開した「ひまわり証券」のグループ会社で、国内総口座数50万を超える大手会社です。

「iリサイクル2取引」という自動売買を提供しており、設定が手軽にできます。口座に資金を入金して、自動売買の設定を選択すれば運用開始でき、初心者でも気軽に始められるでしょう。

しかし片道20銭、往復40銭の手数料がかかりますので、売買回数が多くなると手数料負けしてしまう可能性があります。また初心者に優しいコンテンツが充実していて、サイト内ではFXについて勉強できたり、自動売買ツールが実践できたりします。

デモトレードを利用できるため損害を気にせず、FXに挑戦できます。iPhoneとAndroidの両方に対応しているオリジナルのアプリを提供しています。デメリットとして、電話問い合わせの対応時間が短い点が挙げられます。欧州時間の中盤以降や米国時間の電話問い合わせを受け付けできないため、注意してください。

通貨ペア数26種類
取引単価1,000通貨
スプレッド米ドル/円:1銭程度
サポート対応時間平日:9~17時

3位:みんなのFX

みんなのFXは、トレーダース証券が提供しているサービスで、FX自動売買「みんなのシストレ」を搭載しています。業界最狭水準のスプレッドを提供しているため、取引コストを抑えたい方におすすめです。

初心者から上級者まで幅広い層に使えるFXサービスで、以下の特徴にあてはまる人に最適です。

  • スプレッド・スワップポイントともに好条件で取引したい人
  • 中長期トレードでスワップポイント収益を狙いたい人
  • 初心者でもセミナーなどで学びながら取引したい人

オンラインセミナーはPCやスマホから無料で参加できます。初心者向けの基礎トレーニングコースから、プロの手法を学べるスキルアップコースまで用意されています。

初心者コースのオンラインセミナーか、会場セミナーを受講、かつFX口座で30Lot以上の取引を行うと、マンツーマンで60分間FXに関する疑問や質問に答えてくれるプライベートレッスンが受けられます。プライベートレッスンもオンラインに対応しているため、地方に住む方でも活用できます。

しかしみんなのFXは、MT4非対応です。取引ツールを売りにしている会社ではなく、シンプルな取引手法を採用している方に向いています。また証拠金維持率100%でロスカットされるデメリットがあります。

取引数量に余裕を持つ必要があり、フルレバレッジで取引をしたい方には不向きです。

通貨ペア数29種類
取引単価1,000通貨
スプレッド米ドル/円:0.2銭
サポート対応時間24時間

4位:FXTF

FXTFは、世界基準のトレードツール「MT4」が利用できるFX会社です。

機能性の高さに定評があり、FXにおいては、MT4があれば何でもできるというほど便利なツールです。MT4はロシアのMetaQuotes社が開発したトレードツールで、豊富なインジケーターとカスタマイズの自由度が高く、世界で最も使われているトレードツールといわれています。どちらかというと上級者向けのツールですが、今後専業トレーダーを目指したい方に向いています。

FXTF MT4には30種類以上のテクニカル指標が搭載されているため、初心者の方もメジャーなインジケーターを組み合わせてトレードを始められるでしょう。メジャーなインジケーターを組み合わせて使えるのはもちろん、世界中のプロトレーダーが考案したオリジナルのインジケーターを自由に組み合わせてトレードできます。

しかし高度な機能を利用できる自由度の高いツールであるため、初心者には難易度が高めです。また国内業者の取引ツールを利用しているトレーダーは、MT4に使いにくさを感じるでしょう。MT4ツールは非常に専門的であり、初心者が使いこなせるまでにはある程度の時間がかかります。

FXTFのMT4には、アラーム機能が搭載されていないため、チャート画面を頻繁に確認できない方には向いていないといえます。

通貨ペア数30種類
取引単価1,000通貨
スプレッド米ドル/円:0.1銭
サポート対応時間冬時間:8~19時(月~土)
夏時間:8~18時(月~土)

5位:FXプライムbyGMO

FXプライムbyGMOは、約定力が業界トップクラスかつスキャルピング取引ができるFX会社です。

「短時間で頻繁に繰り返し取引をしてシステムに負荷がかかる」などの理由で、スキャルピングを禁止していたり、スキャルピングが発覚すると口座凍結したりと厳しい罰則を科しているFX会社もあります。

しかし、FXプライムではサーバーダウンを防止する対策が取られるなどで、スキャルピングが可能となっているのです。また1,000通貨単位からの少額取引が可能で、10,000通貨からの取引となっているFX会社と比較すると、10分の1の資金で取引ができます。リスクが怖い方や初心者の方も安心して始められるでしょう。

さらに初心者でも簡単に始められるように、ガイド付きのテクニカル指標やバックテストなどサポート機能を搭載しています。

FXプライムは手数料無料となっているのですが、1,000通貨の取引手数料がかかります。

大半のFX業者が手数料を無料化している現代において、少ない資金から始めようとしているFX初心者にとっては、やや高いハードルになるかもしれません。

またスワップが、国内最高水準というわけではありません。スプレッドやスワップ金利、千通貨での手数料を考えるのであれば、他のFX会社の方が有利でしょう。

通貨ペア数20種類
取引単価1,000通貨
スプレッド米ドル/円:0.3銭
サポート対応時間10~18時(土日祭日を除く)

6位:ヒロセ通商「LION FX」

ヒロセ通商「LION FX」は、5年連続でオリコン顧客満足度ランキングFX取引総合第1位を獲得しています。業界最狭水準のスプレッドで低コストの取引ができます。

取り扱いペアが「50種類」と国内トップクラスの種類を取り揃えていて、取引ツールも多彩です。

クイック入金できる銀行が多く、都市銀行からネット銀行など約380の金融機関に対応しているためFX用口座を作る必要がなく、低コストで入金、即時反映できます。

また、取引をサポートするツールである「さきよみLIONチャート」が使えます。

「売り・買い」のシグナルを表示してくれる「シグナルパネル」と、未来の値動きを予想してくれる「さきよみチャート」が使えるので、初心者でも簡単に判断できるでしょう。

また自身の取引データを分析してグラフで表示してくれる「LION分析ノート」も活用してみてもよいでしょう。

デメリットは、自動売買サービスは取り扱っていないことです。トレードする場合、裁量取引のみとなるため、自分で取引を行うことになります。そのため、多忙な方や初心者にとってはやや高いハードルとなる可能性があります。自動売買を使いたい場合は他のFX会社を口座開設するようにしましょう。

またスプレッドの提示率が下がるタイミングでは、スプレッドが開きやすくなってしまうので注意してください。

通貨ペア数50種類
取引単価1,000通貨
スプレッド米ドル/円:0.2銭
サポート対応時間平日:24時間

7位:アイネット証券

アイネット証券は、リピート型「ループイフダン」が使えるFX会社です。

ループイフダンは、FXトレーダーから注目されているシステムトレードで、決められた売買ルールに従って、自動でトレードを行ってくれます。

トレーダーの心理状況がトレードに影響しないので、判断ミスの回避ができます。24時間稼働してくれるので、トレーダーが取引できない状況でも利益をあげられます。FX取引の経験が浅い初心者の方や「今まで自動売買をやった経験がないのでやってみたい」、「長期的なトレードをしたい」という方におすすめのシステムです。

オリジナルの取引ツール「i-NET TRADER」をリリースしています。本格的に参入する前にデモトレードをおこない、取引ツールの使用感を理解しておきましょう。

デメリットは、約定力が低いことです。約定力が低いと自分の希望通りに決済できず、損失を受けてしまう可能性があります。小さな値動きで、売買する短期のトレードには向いていないといえるでしょう。スプレッドが広いため、短期で積極的にトレードしたい人には向きません。

またループイフダンに力を入れているため、自分の裁量でトレードしたい人のためのサービス向上は望めないでしょう。

通貨ペア数24種類
取引単価1,000通貨
スプレッド米ドル/円:0.7~1.8銭
サポート対応時間平日:9~17時

8位:セントラル短資FX

セントラル短資FXは、全通貨ペア業界最小水準のスプレッドかつスワップポイントが高めなので、初心者に利用しやすい会社です。アプリでは、最新の相場やマーケットニュースがすぐに確認できます。また口座開設と取引を行うともらえるキャッシュバックや、優待サービスが充実しています。

セントラル短資FXで初めて口座開設し、口座開設月の翌月末までに「FXダイレクトプラス」の対象通貨ペアで50万円以上の取引を行うとキャッシュバックがもらえます。限定のキャンペーンなので、これからFXを始める人は活用してみてください。

デメリットは、電話での問い合わせができないことです。 初心者のうちは、注文方法やチャートの操作方法などサポートする機会が多くありますが、問い合わせ方法が少ないため、利用しにくいでしょう。

通貨ペア数25種類
取引単価1,000通貨
スプレッド米ドル/円:0.2銭
サポート対応時間平日:8~17時

9位:FXブロードネット

FXブロードネットは、FXサービス取引コスト満足度1位を獲得している初心者から上級者まで使いやすいアプリです。利益実績86%を誇る自動売買ツール「トラッキングトレード」は3ステップで簡単に設定できます。

スプレッドが0.2銭と狭く、自動売買を提供しているFX会社の中ではトップクラスのスプレッドを維持しています。最低取引単位が1,000通貨なので、少額取引ができます。

2022年10月で「セントラルミラートレーダー」が終了します。セントラル短資FXが提供する自動売買サービスで、あらかじめ用意されているプログラムを選択すれば自動的に売買していました。自動売買をしたいと考えている人は、別のFX会社を選ぶようにしましょう。

通貨ペア数24通貨ペア
取引単価1,000通貨
スプレッド米ドル/円:0.2銭
サポート対応時間平日:9~17時

10位:マネースクエア

マネースクエアは、日本で最初にリピート系自動売買を始めました。

自動売買「トラリピ」の平均預かり資産残高は190万円で、とくに40〜50代の投資家から高く支持されています。FXトレード未経験者向けのセミナーや動画コンテンツが充実していて、利用者に親身になってサポートしてくれるため、初心者に優しいFX会社です。

また1万通貨取引ごとに「マネースクエアポイント」が付与されます。

ユーザーは毎月の口座に預入している残高に応じて3つのステージにわけられて、ポイントが還元されます。

しかし、マネースクエアのスプレッドは変動制であり、非公開です。

取引にかかるコストはなるべく安く抑えたいものですが、非公開となっているため、コストの見通しが立てにくいでしょう。

また国内有名FX会社に比べると、取引銘柄ペアが16種類と少なめですが、米ドルやユーロなどのメジャーな通貨は取り扱っています。

通貨ペア数16通貨ペア
取引単価1,000通貨
スプレッド
サポート対応時間9~17時(土日祝除く)

11位:DMM FX

DMM FXは、ゲームや金融、エンターテイメントなど、様々な業界で活躍している超大手企業「DMMグループ」が運営しています。口座開設数80万口座突破している人気のFX会社です。

取引にかかる各種手数料も無料で、24時間安心サポートもあるため、初心者からでも安心してFXに挑戦できます。

口座申し込みから最短1時間で取引をスタートできるのも、DMM FXの強みです。DMMグループが運営していることもあり、安心してFX取引をはじめたい人は、ぜひ登録しておきましょう。またDMM FXには、取引するともらえるポイント制度があります。

取引金額やランクによってもらえるポイントが増減し、「ブロンズランク」「シルバーランク」「ゴールドランク」の、3つのランクに分かれています。

さらにDMM FXのポイント制度では、現金化ができます。取引で発生するポイントを現金化できるFX会社は少ないため、DMM FXならではのメリットと言えるでしょう。しかし1,000通貨以下の少額取引ができず、最初に用意する資金が多く必要になります。加えてスキャルピングが禁止しているため、短期から中長期で売買する方に向いています。

通貨ペア数21通貨ペア
取引単価10,000通貨
スプレッド米ドル/円::0.2銭
サポート対応時間24時間

12位:外為どっとコム

外為どっとコムは、長年培ってきた経験とノウハウを活かしたサービスを提供している老舗FX会社です。定期的に初心者向けセミナーを実施しており、FXの基礎知識からチャート分析方法まで学べます。

通貨ペアが30種類と多く、メジャーなものからマイナー通貨までバリエーション豊富に展開しています。

また1,000通貨単位で取引可能で少額の資金で取引できるので、初めてでも安心です。

しかし、スマホアプリの機能が不足しているため、外出先やアプリでの取引をメインで行いたい方は、他のアプリ機能に定評のあるFX会社を選びましょう。

通貨ペア数30通貨ペア
取引単価30通貨ペア
スプレッド米ドル/円:0.2銭
サポート対応時間24時間

13位:インヴァスト証券

インヴァスト証券は、国内FX自動売買の中でも高い人気がある会社です。上場企業なので安心して取引でき、振込手数料が無料であるため無駄なコストがかかりません。

初心者は「自動売買セレクト」から自由に戦略が組める「シストレ」をおすすめします。

一方で、取引できる通貨ペア数が少ないため、やや物足りなさを感じるかもしれません。

またデモトレードの利用もできないため、試してから利用したいと考えている方は、他のFX会社を選びましょう。

通貨ペア数17通貨ペア
取引単価1,000通貨
スプレッド米ドル/円:0.3銭
サポート対応時間9~17時

14位:外貨ex byGMO

外貨ex byGMOは、資金の少ない人も気軽にトレードできるサービスで、取引に慣れていない初心者でも選びやすい会社です。スワップポイントの高さが魅力で、南アフリカランドなど人気の高いスワップ通貨は用意されています。米ドル円のスプレッドが0.2銭かつ原則固定スプレッドなので取引コストを抑えられます。

また最低1,000通貨からの取引ができます。取引に慣れていない初心者や資金がそれほどない人、様子見をしたい人にとってはメリットになるでしょう。多くのFX業者では、自社からセミナーやレポートを提供し、様々な情報を発信しています。その量の多さを売りにするFX業者もいるほどです。

しかし、自動売買が非対応のFX口座です。

どうしても自動売買を利用したい方はループイフダンを始めとした、取り扱っているFX会社を検討してみてください。

また受け取れるニュースが「FXi24」に限られていることもデメリットです。「FXi24」の情報では足りないと感じる方は、他の会社の情報を参考にしてみてください。

通貨ペア数24通貨ペア
取引単価1,000通貨
スプレッド米ドル/円:0.2銭
サポート対応時間7~22時(土日休み)

15位:LIGHT FX

LIGHT FXは99.9%の約定力を持つFX口座です。FXの裁量トレードに特化している会社で、コンテンツがシンプルで選ばれた機能が揃っているため、初心者に向いています。

各種手数料無料、24時間サポートでサービスを提供しているため、安心して取引ができます。

LIGHT FXには、デモ口座がなく、自動売買も利用できないため、それらの機能を使用したい場合は他の会社の情報を見てみましょう。さらに、毎日定期的にメンテナンスを行っているため、一部時間帯ではトレードが行えません。

通貨ペア数29通貨ペア
取引単価1,000通貨
スプレッド米ドル/円:0.2銭
サポート対応時間平日:7~22時

16位:LINE FX

LINE FXは、2020年にリリースされたLINEが提供している新しいFXサービスです。「LINE Financial株式会社」と「野村ホールディングス」が共同で開発・運営しています。

スマホアプリはFX初心者向けに作られており、簡単操作で充実した機能を利用できます。

三井住友銀行の信託口座を利用した信託保全により、安全性が担保されています。

LINE FXへの入金方法は、銀行振り込みと、提携金融機関のインターネットバンキングからクイック入金する方法の2通りです。クイック入金は、以下の銀行に対応しています。

  • 三菱UFJ銀行
  • 三井住友銀行
  • みずほ銀行
  • 住信SBIネット銀行
  • 楽天銀行
  • PayPay銀行
  • ゆうちょ銀行

クイック入金の場合は手数料は無料です。銀行振込の場合は、振込元の金融機関にて手数料が発生する場合があるため注意しましょう。

またLIGHT FXには、自動売買がありません。

裁量取引しか行えないため、取り引きできる時間の確保が難しい人にとってはデメリットになります。

通貨ペア数23通貨ペア
取引単価1,000通貨
スプレッド米ドル/円:0.2銭
サポート対応時間平日:9〜17時

17位:JFX

JFXは、取引ツールが上級者向けのサービスとなっていますが、初心者でも短期取引を目的としている人に向いている会社です。

スキャルピングの制限が無く、約定スピードがはやいことも特徴です。JFXはスキャルピング公認で、連続で注文しても特別なペナルティはありません。スピーディーな取引に、スキャルピングは効果的なため「スキャルピングをしてみたいけど業者から禁止されている」という方に向いています。

デメリットは、スワップポイントがやや弱い傾向にあることです。ポジション決済時に損益の確定が行われるため、ポジションを取り続けることによる毎日のポイント獲得ができません。

またサポート時間が短く8時~20時になっているため24時間取引をおこないたい人にとって、やや不満が残るでしょう。

サポートがおこなわれる時間帯に取引をおこなうなど、多少の工夫が必要です。

通貨ペア数38通貨ペア
取引単価1,000通貨
スプレッド米ドル/円:0.2銭
サポート対応時間8~20時(土日を除く)

18位:SBI FXトレード

SBI FXトレードは18歳から口座開設と、1通貨から取引が可能で、取引の失敗に不安を感じている人でも安心できます。

初心者のうちは、小さなリスクの中で取引経験を積む必要があるため、少額の資金で始められるSBI FXトレードは有力候補になるでしょう。変動性のスプレッドで相場が荒れると広がってしまいます。相場環境を考えながら、スプレッドを確認してみてください。

また外貨積立による積立FXにも対応しています。満期の概念がなく、買い増しも売却も任意のタイミングでできる強みがあります。

デメリットは、自動売買とデモトレードがないことです。取引を行うために、基礎知識や分析方法を知っておく必要があるでしょう。またSBI FXトレードは、証拠金不足のアラートメールがありません。FX口座内の証拠金が不足すると、ロストカットで強制的に損失を確定させられてしまいかねないので、一般的なFX口座ではメールなどでそのことを通達してくれます。

証拠金不足対策として、こまめな口座と為替相場の確認が重要です。

通貨ペア数34通貨ペア
取引単価1通貨
スプレッド米ドル/円:0.18銭
サポート対応時間平日:9〜17時

19位:新・楽天銀行FX

新・楽天銀行FXは銀行系FXで、1,000通貨単位にも対応しており、少額取引ができます。銀行系FXの中でもスプレッドが最も狭く、他の銀行系FXより取引コストを抑えられます。

楽天銀行との連携も可能で、バーチャルトレードアプリが搭載されています。

また楽天ポイントが貯まったり、お得なサービスを受けられたりするので、楽天ユーザーにおすすめです。

取引ツールは、以下の3種類が提供されています。

  • 新・楽天銀行FX powered by MARKETSPEED
  • 新・楽天銀行FX-WEB
  • 新・楽天銀行FX powered by iSPEED

デメリットは、約定力の低さです。約定したい時に約定できないケースが発生しやすいので、高い約定力を求めている人はおすすめできません。またサーバーが弱いので、システム障害が起きる可能性があります。

ログインできなくなったり、サーバーが落ちる場合があるので気を付けましょう。

通貨ペア数26通貨ペア
取引単価1,000通貨
スプレッド米ドル/円:0.3銭
サポート対応時間平日:9~20時土日祝:9~17時

20位:FX PLUS

FX PLUSは、FXマネックス証券が提供しているFXサービスです。スプレッドが業界最安水準で、コストを抑えて取引したい方に最適な会社です。レバレッジを自分で調整が可能で、1・2・5・10・25倍と設定できます。

取引ツールは、シンプルなものから本格的なものまであり、自分に合ったツールが選択できます。

取引の基本となる「MonexFX ブラウザツール」やプロ仕様の「MonexFX SPEED」、スマホで利用可能な「MonexFX SPEED スマートフォン」があります。

初心者向けのコンテンツが豊富で、FXの基本から取引ツールの使用方法、注文方法、セミナー情報がわかります。

しかし他社と比べて、取り扱い通貨ペア数が少ない点がデメリットです。メジャーな通貨ペアは取り揃えていますが、マイナーな通貨ペアの取り扱いは少なめです。あらかじめ取引したい通貨ペアを2~3種類ほど決めてから、FX PLUSで取り扱っているか確認してみてください。

通貨ペア数16通貨ペア
取引単価1,000通貨
スプレッド米ドル/円:0.2銭
サポート対応時間平日:8~17時

FXの取引目的別におすすめのFX会社を紹介

FXの取引目的別に、おすすめのFX会社を紹介します。

トレードスタイルが決まっている方はもちろん、サポートが充実しているFX会社を選んでいきたいという方にもおすすめなので、参考にしてみてください。

初心者におすすめのFX会社GMOクリック証券みんなのFX外貨ex byGMO
少額取引におすすめのFX会社SBI FXトレードMATSUIFX
スワップポイント運用におすすめのFX会社みんなのFX外貨ex byGMO
自動売買におすすめのFX会社外為オンラインみんなのシストレ

初心者におすすめのFX会社

初心者におすすめのFX会社は、以下の3社です。

  • GMOクリック証券
  • みんなのFX
  • 外貨ex byGMO

取引しやすいFX会社を探している方は、参考にしてみてください。

GMOクリック証券

GMOクリック証券は、取引ツールが充実しており、初心者でも簡単に取引ができるため、FXの入門として使える会社です。

取引中に疑問が出てきたとしても、サポートセンターに問い合わせることで解決できます。

みんなのFX

みんなのFXは少額資金から取引できるため、初心者でも安心して使えます。

損失をしても最小限に抑えられるため、FX全般試してみたい方にぴったりです。

また「みんなのFX取引ツール」は、シンプルな作りになっているので簡単に操作できます。

外貨ex byGMO

外貨ex byGMOは1,000通貨(5,000円)で取引ができるため、10万などのまとまった大金を用意する必要はありません。

また「外貨ex ACADEMY」ではFX講座を開設しており、トレードについて学べます。

初心者はもちろん、中級者から上級者の学びなおしに使える内容になっています。

少額取引におすすめのFX会社

少額取引におすすめのFX会社は、「SBI FXトレード」と「MATSUIFX」の2社です。

どちらも1,000通貨単位以下から始められるため、損失リスクを気にせずに経験が積めます。多くの人は損失リスクをおさえるために、少額の余剰資金で始めています。

取引の流れが掴めるようになったら、増額するとよいでしょう。

SBI FXトレード

SBI FXトレードは1通貨単位(約4円)と少額になるため、自分の証拠金に合わせた取引ができます。

たとえば1万円の資金で始めた場合、レバレッジを最大25倍までかけられるため、25万円の資金と同等にトレードできます。

ある程度慣れるまでは、少額から取引してみてください。

松井証券FX(MATSUIFX

松井証券FX(MATSUIFX)とは、創業から100年以上の歴史を持つ「松井証券株式会社」が運営しているため、信頼性の高いFX会社です。

「100円からのFX」というフレーズが有名で、知名度はトップクラスです。

FXが初めての人や少額取引をしたい人におすすめで、100円から取引できます。

取引手数料が無料なのでコストをおさえたい人は、松井証券FXを検討してみてください。

スワップポイント運用におすすめのFX会社

スワップポイント運用におすすめのFX会社は、以下の通りです。

  • みんなのFX
  • 外貨ex byGMO
  • LIGHT FX

どのFX会社もスワップが高水準で、安定しています。会社ごとで特徴が異なるため、それぞれ見ていきましょう。

みんなのFX

みんなのFXは、受け取れるスワップが高く安定しています。1,000通貨から取引可能で、スワップポイントの事前引き出しもできます。

ポジションを決済せずに、スワップポイントを使いたい人は、みんなのFXを検討してみてください。

外貨ex byGMO

外貨ex byGMOは、MINKABU FX会社比較ランキング1位(スワップ部門)の受賞歴があります。

スワップポイントを毎日受け取って中長期の運用をしたい方や、スワップポイントが安定して高いFX会社を選びたい人に適しています。

自動売買におすすめのFX会社

自動売買とは、あらかじめ決めた取引ルールに沿って、自動で取引を行うことです。

ルールの一例は、以下の通りです。

  • レートが○○円になったら買う・売る
  • 複数のテクニカル指標を組み合わせて設定した数値を超えたら買う・売る
  • 様々なタイミングを設定すれば、24時間自動取引が可能

1日中取引画面を見続ける必要がないので、忙しいサラリーマンや主婦の方におすすめです。自動売買におすすめな「外資オンライン」と「インヴァスト証券」の詳細について解説します。

外為オンライン

外資オンラインは、リピート型や設定型だけではなく、選択型ツールも搭載しているため、FXの知識がない方でも時間や手間をかけずに勝率が高い取引を実現できます。

自動売買ツールの設定でわからない点がある場合は、サポートが充実しているため安心です。

また電話やメールで問い合わせができるため、忙しい方でも取引できます。

インヴァスト証券

インヴァスト証券は、初心者でも簡単に利用できるセレクト機能や、オリジナル自動売買が作れるビルダー機能を提供しているため、初心者から上級者層に人気です。

またトライオートFXのセレクト機能は、リターン順・低リスク順などのランキング形式でプログラムが並んでいるため、希望するプログラムを選ぶだけで取引できます。

FXとは

FXとは「外国為替証拠金取引」のことで、口座に預けたお金を利用した外貨の取引です。

インターネットを使ってパソコン経由で取引するか、スマートフォンでもアプリ経由でFXの取引はできます。

自宅だけではなく外出先からでも相場が確認でき、スプレッドやスワップポイントも同じサービス内で違いはありません。

しかし、PC版とアプリ版では対応している機能が異なるため注意しましょう。

うまく売買できるスキルが必要

一日中FXの動きを見て、うまく売買できるスキルが必要です。スキルを身につければ、カリスマトレーダーになれる可能性が高まるでしょう。

FXを在宅ワークとして選ぶメリットとしては、書籍や動画、ブログなども豊富で、情報収集しやすいことです。

うまく軌道に載せられれば、何億円という単位の巨額の収入が得られます。

安全性は低め

知識がまったくない方がFXに手を出すと、巨額の損失を抱えて借金までしてしまう可能性もあるため、安全性は低めです。

人気のFX運営会社を選ぶと初期費用だけで10万円から100万円使ってしまうというケースもあります。

しかしFX会社によっては、1万円から取引できるところもあるため、慣れるまでは少額から始めるとよいでしょう。

取引は24時間

FXの取引は原則24時間で、休日は、「土日と元旦・クリスマス」です。またクリスマスが休日でも、FX会社によっては一部短縮をして営業をしている会社も増えています。

FXが24時間トレードができる理由は、世界中の取引市場の存在が背景にあるからです。

どこかの国の市場が休みでも、他国の市場が開いているので「24時間常にどこかの国の市場が開いている」状態になります。しかし平日の午前7時前後は、ニューヨーク市場のシステムの切り替えによって5分~10分程度取引ができなくなります。取引を考えている方は注意してください。

確定申告が必要

FXで利益を出したときは申告分離課税が適用されるため、雑所得として確定申告が必要です。

またFX以外の投資と合算して、給与所得者は20万円以上、被扶養者は38万円以上利益が出た場合も、確定申告の対象になります。

申告分離課税の税率は利益金額に関係なく一律20.315%で、詳細は以下の通りです。

借入金利子の控除あり
税率所得税 15.315% 地方税 5%
配当控除なし
上場株式等の譲渡損失との損益通算あり
扶養控除等の判定合計所得金額に含まれる

引用:No.1331 上場株式等の配当等に係る申告分離課税制度│国税庁

FX運用に関わる書籍やセミナーなどが経費として利益から差し引ける可能性があり、節税対策になります。

経費として全額または一部認められるかどうかは税務署の判断により異なります。お近くの税務署か税理士に問い合わせてみましょう。

デモトレードで練習する人もいる

デモトレードとは、実際のチャート上でおこなわれる「仮想資金をつかったトレード」のことです。

仮想トレードとも呼ばれており、損失が出ても金銭のやり取りは発生しないため、ノーリスクでFX取引ができます。

デモトレードの目的は、トレードスタイルが自分に合っているかどうか、そのFX口座の注文操作に慣れるなど、人によって変わります。

国内と海外の違い

国内と海外の違いは、レバレッジの倍率と、入金方法です。

国内海外
レバレッジの倍率最大25倍最大3,000倍
入金方法クイック入金通常入金銀行送金クレジットカードバーチャルマネー海外送金小切手
安全性の高さ安全性が高め預けていた資金が全額保証される安全性が低め預けていた資金が返還される保証がない

レバレッジの倍率

国内と海外の大きな違いは、レバレッジの倍率です。国内では最大25倍ですが、海外では最大3,000倍まで倍率までかけられます。

また海外では「ゼロカット方式」を採用しています。ゼロカット方式は、残高がマイナスになった場合、ゼロにしてマイナス分の損失を業者が負担するのです。

入金方法

国内の場合は取引をするための口座に入金する方法は、ほとんど行われません。

インターネット上で入金する「クイック入金」か、銀行窓口やATMなどを使って入金する「通常入金」の2通りです。

また現金がないと国内では取引ができず、銀行の口座がないと取引の際に不便になります。一方海外は、入金方法が豊富です。

  • 銀行送金
  • クレジットカード
  • バーチャルマネー
  • 海外送金
  • 小切手

しかし出金するときに「入金元・FX口座・出金先すべての名義人が同じである」というルールが必要です。

またクレジットカードへの出金は、キャンセル扱いにして返金処理すれば成立します。

返金されるまで2週間程度かかるため、早めにお金が必要な方は注意しましょう。

安全性の高さ

資金の安全性は、国内FX会社の方が優れています。

国内の場合は金融庁によって、利用者の資金の「信託保全」が義務付けられているからです。

証拠金はすべて信託銀行によって管理されているため、会社が倒産した場合でも、証拠金は全額保証されます。

一方海外の場合は、信託保全が義務付けられていないため、返金保証の義務はありません。

会社運営に使う口座ではなく、別の口座で資金管理する「分別管理」と呼ばれる方法だからです。海外の会社を選ぶときは、管理方法や信託保証について必ず確認しましょう。

取引前に知っておきたいFXの用語

取引前に知っておきたいFXの用語を紹介します。実際の取引に活かすために、覚えておきましょう。

  • 証拠金
  • 通貨ペア
  • チャート
  • 約定力
  • ロット
  • レバレッジ
  • スプレッド
  • スワップポイント
  • ロスカット
  • スキャルピン
  • デイトレード
  • スイングトレー
  • ポジショントレード
  • テクニカル分析
  • ファンダメンタル分析

初心者だけではなく、経験を積んだ方も、振り返りとして参考にしてみてください。

用語の詳細について解説します。

証拠金

証拠金とは、FX取引をするために預け入れる担保となるお金です。また取引をするにあたって最低限必要なラインを必要証拠金といいます。

FX会社の口座開設をして実際にトレードをする為には、入金が必要です。この入金するお金が担保となるお金が、証拠金になります。

通貨ペア

通貨ペアとは、通貨と通貨の組み合わせのことです。ドルと円を売買するなら、ドル/円という通貨ペアになります。

たとえば日本円と米国ドルの取引であれば、通貨ペアは「USD/JPY」などと表現されます。

FXで使われる通貨ペアの例は、以下の通りです。

  • ユーロ/ドル(EUR/USD)
  • ポンド/ドルGBP/USD
  • ポンド/円(GBP/JPY)
  • オーストラリアドル/円(AUD/JPY)
  • ドル/カナダ(USD/CAD)
  • ドル/スイスフラン(USD/CHF)
  • ニュージーランドドル/円(NZD/JPY)

通貨ペアはドルやユーロなどのメジャーなものから、マイナーなものまであります。

約定力

約定力とは、注文が通るスピードと正確さのことです。約定力が強いことで思い通りのトレードができ、スプレッドが狭くなります。

FX会社によって異なる理由としては、導入しているシステムが会社によってそれぞれだからです。類似した言葉である「約定」とは注文が成立したことで、意味が異なるため注意しましょう。

インジケーター

インジケーターとは、FXや金融取引でテクニカル分析に使うテクニカル指標のことです。インディケーターをチャート上に出すのに便利なチャートソフトが、MT4になります。

MT4では、便利なインジケーターをいくつも表示させたり、数値(パラメーター)の編集ができます。

チャート

チャートとは、過去の値動きを、価格や時間を軸としてグラフにして表したものです。外国為替の価格が毎秒何回も変化する記録を、時系列にそって見えるようにしたものが、為替チャートです。

FXにおいてチャートは、売買の判断をするために欠かせないものとなります。土日を除いて、ほぼ24時間世界中で取引をされるため、それぞれの通貨の需給によって価格が変動します。

ロット

ロット(Lot)は、FXで取引する時の取引単位のことです。1ロット1万通貨のFX口座もあれば、1ロット1,000通貨の口座もあり、FX会社によって1ロットの取引単位が変わります。

現在では、100通貨から取引ができるFX会社も増えてきています。

レバレッジ

レバレッジとは少ない資金で大きな金額を動かせる仕組みです。クレジットカードやローンのようなもので、取引数量は1000通貨、1万通貨、100万通貨などの単位で取引されます。

日本のFX会社では預入資金の最大25倍の金額まで取引できます。ただし毎回最大の25倍で取引しなければならないわけではありません。たとえば100万円の資金で100万円くらいの取引をすれば、レバレッジ1倍の取引となるのです。

スプレッド

スプレッドとは、FX会社や銀行が提示する通貨ペアの為替レートの「買値と売値との差」のことです。

FX会社によってスプレッドが異なるため、とくにデイトレードやスキャルピングを行う方にとって、FX口座選びの重要ポイントになっています。

取引するたびにかかるコストなので、口座を開設する時は確認しましょう。

スワップポイント

スワップポイントは、金利が異なる2種類の通貨の売り買いによって発生する、2通貨間の金利差調整額のことです。

各通貨の金利に基づいて算出される、2国間の年間金利差を日割り計算により算出します。

金利の低い通貨を売って、金利の高い通貨を買った場合には、スワップポイントの受け取りができます。

しかし金利の高い通貨を売って金利の低い通貨を買う場合、スワップポイントを支払うことになります。

ロスカット

ロスカットとは、一定の損失を出した状態で、強制決済される仕組みのことです。強制決済はネガティブなものではなく、大きな損失から守る取り組みが目的です。

ただし、急な相場の変動や暴落が起きた場合は、ロストカットが間に合わずに、預けた以上の損失につながることもあります。

ロスカットに頼りすぎず、レバレッジの高い取引は避けるようにしましょう。

スキャルピング

「スキャルピング」とは、数秒から数分の短い期間で終わるトレード方法です。

一瞬の判断に必要な瞬発力や、短期間の相場の動きを読む経験が必要なので難易度は高めです。

初心者には難易度が高いので、デイトレードやスイングトレードから始めてみましょう。

デイトレード

「デイトレード」は、1日以内でトレードが終わるトレード方法です。1日に1円動くため、スキャルピングよりも大きな利幅が狙えます。

また、睡眠を挟まないで終えるトレードとも呼ばれていて、睡眠中の相場の変動も気にする必要がありません。精神的にも安定してトレードできるため、初心者の最初のトレード方法としておすすめです。

スイングトレード

スイングトレードは、数日から数週間の期間があるトレード方法です。

企業の業績や将来性などを考慮する「ファンダメンタル分析」と、過去の値動きを表した指標を参考にする「テクニカル分析」も重視します。

期間が長い分利幅も大きいため、大きく稼げるメリットがあります。直感のみで取引するのではなく、日々のチャート分析を欠かさないようにしましょう。

ポジショントレード

ポジショントレード(長期トレード)は、数か月から数年単位のトレード方法で、スワップポイントを狙った運用が一般的です。

為替差益で損失しない点が前提であるため、スワップポイント狙いの長期トレードは、複数の通貨ペアに分散して運用するとリスクがおさえやすくなります。

テクニカル分析

テクニカル分析とは、チャート画面上で完結する分析手法です。チャートの動きや形、テクニカル指標から未来の相場を予測するのです。

たとえば「チャートがこの形になったら上昇しやすい」といったパターンが複数存在します。

またテクニカル指標も同様に「このラインに触れたら反発しやすい」といった傾向があります。短期的な値動きの傾向が掴めるため、細かな値動きの分析もできます。チャートだけに集中して分析できるため、初心者にとってはメリットといえます。

ファンダメンタル分析

ファンダメンタルズ分析は、世界情勢や経済のイベントを基に未来の相場を予測する分析手法です。

GDPや雇用統計のような経済指標や、金融政策などを手がかりに分析を行います。

長期的な相場を予想するのに有効ですが、どの経済指標がどれだけの影響を与えるのか判断が難しく、売買タイミングを具体的に計るものとしては難易度が高めです。

ファンダメンタル分析がFXにとって重要な理由は、為替相場は世界情勢や経済状況の結果が反映されるからです。

相場の見通しが立てやすくなり、有利に取引できるようになるため、関連情報を定期的に確認するようにしましょう。

FXを始めるまでの手順

FXを始めるまでの流れは、以下の通りです。

  1. FX口座開設
  2. 書類提出・本人確認
  3. 審査
  4. 入金手続き
  5. 取引開始・ツールをダウンロード

年齢や立場によって口座開設の条件が異なるため、始める前の確認が重要です。

それぞれの手順について見ていきましょう。

1.FX口座開設

FX取引を行うためには、FX取引専用の口座開設が必要です。口座を開設する前に、FX会社を選びましょう。

FX会社によって取り扱っている通貨ペアや最低取引単位、スプレッドなどが異なります。FX会社が決まったら、申込手続きを行いましょう。

多くのFX会社は、Web上で申し込み手続きができます。

FX口座を開設できる条件例

FX口座を開設できる条件一例は、以下の通りです。

  • 証券会社の従業員以外の人
  • 反社会的勢力ではない人
  • 外国の重要な公的地位を本人または家族が有していない人
  • 米国籍保有者・外国に住んでいる人
  • 利用規約とFXに関するリスクに同意できる人

「外国の重要な公的地位を本人または家族が有していない人」とは、外国の政府関係者や日本の大臣職などが該当します。

学生の場合

申込者が未成年の場合、親権者の同意が必要になるので必ず確認するようにしましょう。

場合によっては、親権者の身分証明書などの提出が必須です。

学生がFX口座を開設するための基本条件は、以下の通りです。

  • 満18歳以上であること
  • 親権者(法定代理人)の同意を得ていること
  • 一定の預貯金がある

たとえばSBI FXトレードは、18歳以上の高校生も口座開設できる唯一のFX会社です。

また高校生であっても既婚者であれば親権者(法定代理人)の同意が必要ありません。

無職の場合

無職の場合は、現時点の資産額や、投資経験が重要な審査基準になるでしょう。

投資に利用するのに十分な資産を所持しているのであれば、問題なく口座開設ができる可能性は高くなるでしょう。

GMOクリック証券の開設条件

こちらでは、GMOクリック証券の開設条件を紹介します。実際のFX会社の条件を参考にしながら、開設できるかどうか確認してみてください。

  1. 個人のお客様であること
  2. 日本国内にお住まいであること
  3. 成人であること
  4. 当社の定める各種規程、約款、ルール等に同意いただけること
  5. インターネットの利用環境が整っていること
  6. 日本語でのコミュニケーションが取れること
  7. お客様ご自身のメールアドレスをお持ちであること
  8. 取引に必要となるお客様の個人情報を正確にご提供いただけること
  9. 口座開設にあたり、各種書面の電子交付に同意していただけること
  10. お客様本人の名義で取引していただけること
  11. 金融商品取引のリスクについて十分に理解していただいていること
  12. 証券会社にお勤めではないこと
  13. 米国籍保有者および米国居住者ではないこと

引用:口座開設受付・申込基準|GMOクリック証券

審査の結果によっては、口座開設の希望に沿わない場合があります。

結果内容に係わらず、すべて非開示になるため注意してください。

2.書類提出・本人確認

口座開設に伴って、マイナンバー通知書類と本人確認書類の提出が必要です。

以下の提出方法があります。

  • スマホで撮影(オンライン本人確認)
  • Webアップロード
  • メール送信
  • 郵送

撮影するときは、本人の書類を使用するのはもちろん、内容が鮮明に写っている状態での提出を心がけましょう。

次に、本人確認を行います。

方法はFX会社により異なりますが、主な方法は以下の通りです。

  • スマートフォンで、本人確認書類と自分の顔を撮影する
  • スマートフォンやパソコンから、本人確認書類をアップロードする
  • メールやFAXで本人確認書類の写しを提出する
  • 郵送で本人確認書類の写しを提出する

郵送での提出は、審査までに時間がかかります。

また必要となる本人確認書類は、マイナンバーカードや運転免許証、健康保険証です。マイナンバーの提出が法律で定められているため、マイナンバーがわかる本人確認書類を必ず用意しましょう。

3.審査

提出した情報をもとに、口座開設の審査が行われます。審査にかかる所要時間は、おおむね1~2営業日です。

FX会社によっては、申込当日に審査が完了する場合もあります。審査通過の連絡が来たら口座開設は完了で、取引開始できます。

4.入金手続き

審査の手続きが完了したら、簡易書留郵便で口座情報が郵送されます。スマホで撮影の場合は、メールでの通知です。

ログインできたら、自身の口座へ最初の資金を入金しましょう。

たとえば、SBI FXトレードのクイック入金であれば24時間ほぼリアルタイムで口座へ反映されます。

FX口座を開設したら、投資資金を入金します。入金方法はFX会社によって様々ですが、以下の通りです。

  • 銀行振込
  • リアルタイム入金(クイック入金)
  • 総合口座からの振替

それぞれの特徴を解説します。

銀行振込

銀行振込は銀行の窓口やATMなどから、FX振込専用口座に資金を振り込む方法です。利用できる銀行やATMに制限はありませんが、振込手数料が自己負担となります。

入金が反映されるまで、1~2時間ほどかかるケースが多いです。

リアルタイム入金(クイック入金)

リアルタイム入金(クイック入金)は、提携銀行のネットバンキングサービスを呼び出してFX口座へ入金をおこなう方法です。

振込手数料が無料で、FX会社が負担します。また入金手続きが即時で反映されるため、すぐに取引ができます。

ただし、リアルタイム入金が利用できる提携銀行は、FX会社によって限定されています。各FX会社の提携銀行口座を持っている場合は、ぜひリアルタイム入金(クイック入金)を利用してみましょう。

総合口座からの振替

SBI証券や楽天証券のように、FX口座とは別に総合口座がある証券会社では、総合口座からFX口座へ資金の振替ができます。手数料無料で即時に振替手続きができます。

同じ証券会社の総合口座で、株式や債券投資などをおこなっている人は、総合口座からFX口座への資金振替も活用してみてください。

5.取引開始・ツールをダウンロード

FX取引を行うためには取引ツールで、チャートの動きや為替レートを確認します。

多くのFX会社では、パソコン用の取引ツールとスマートフォン用のアプリを用意しているので確認してみてください。

スマートフォン用のアプリは、操作性を重視した取引ツールとなっています。感覚的にチャートやテクニカル指標の確認・新規注文ができます。簡単にFX取引を行いたい人や、日中にパソコンを確認できない人は、アプリを検討してみてください。

入金が完了したら、取引を開始してみましょう。

自分に合ったFX会社を選ぶ5つのポイント

自分に合ったFX会社を選ぶ5つのポイントは、以下の通りです。

  • 独自ツールが簡単に活用できる
  • 取引コストが安い
  • サポートが充実している
  • 取引が学べるコンテンツが充実している
  • キャッシュバックキャンペーンが活用できる

取引コストがかからないことも重要ですが、初心者の場合サポートが充実しているかどうかを確認しましょう。

独自ツールが簡単に活用できる

FX会社の独自ツールが簡単に活用できるかどうかを、確かめましょう。取引の際に、各社が提供する取引ツールを使用するのですが、会社によって様々な特性があります。

他社との差別化を図るために作られたツールなので、初心者の方は使いやすいかどうかをチェックしてみてください。

取引コストが安い

取引のコストが安い会社を選びましょう。ほとんどのFX業者の取引手数料は無料ですが、取引をする際にはスプレッドによるコストが発生します。

スプレッドは業者によって設定が異なりますので、コストをおさえたい方は詳細をしっかりと確かめましょう。

サポートが充実している

初心者の場合は、サポートが充実しているかの確認が重要です。FX会社は、株や仮想通貨取引所と比べてサポートが手厚いのが特徴です。

また初心者におすすめなのが。営業日24時間サポートです。為替相場は日本時間の深夜あたりから活発に動き出すので、深夜にもきちんと対応してくれるFX会社を選ぶとよいでしょう。

取引が学べるコンテンツが充実している

取引が学べるコンテンツが充実しているかを確かめることも必要です。初心者に最適なFXや投資について学べるオンラインセミナーを開催しているFX会社もあります。

また為替に関する最新ニュースや、有名トレーダーによる動画解説があります。たとえば、外為どっとコムなど情報コンテンツの充実しているFX業者を探しましょう。

どのように判断して取引をすればいいのか迷った場合は、FX各社が提供している情報コンテンツを活用してみましょう。

キャッシュバックキャンペーンが活用できる

お得にFX取引をされたい方は、キャッシュバックキャンペーンも見てみましょう。たとえばヒロセ通商は、取引量に応じて食品がもらえるキャンペーンを開催しています。

株や仮想通貨取引所でもキャッシュバックを行っていますが、FX会社は高額なキャッシュバックを行っているところが多いです。

また新規ユーザー向けに5万円以上、新規問わずで計数十万円以上のキャッシュバックキャンペーンを開催しているため、こまめなチェックが必要です。キャッシュバック金額は適用条件などにも違いがあるため、気になる方は各会社の公式ホームページで詳細を確認してみてください。

初心者が安全してFXを行うための注意点

初心者が安心してFXを行うための注意点は、以下の通りです。

  • 余剰資金で行う
  • 1万円から取引を始める
  • 複数の口座を開設してみる

大きな金額で行うのではなく、少額取引から始めてみるといいでしょう。それぞれ具体的に説明します。

余剰資金で行う

余剰資金とは、貯金のお金や生活費ではない余っているお金のことで、FXや投資ではリスクを避けるために余剰資金で行いましょう。生活費に使うお金をFXに回してしまうと、万が一損してしまった場合生活するお金が無くなってしまうでしょう。

また損失を出すと「取り返さなければ」と冷静な判断を失い、どんどん損失を出しやすくしてしまうという負のスパイラルに陥ってしまいます。生活費がなくなれば、人に借りて借金を増やしてしまう可能性を避けるために、余剰資金で取引しましょう。

1万円から取引を始める

初心者のうちは大きな金額ではなく、1万円程度の少額から取引を始めてみましょう。

少ない金額から取引を始めるためには、最少取引単位が小さいFX会社を利用するのがポイントです。

また日本のFX会社のレバレッジは、個人の場合、最大25倍まで取引できます。そのため、1万円から取引を行っても利益が出せるのです。

最初から大きな資金を使うと失敗するため、取引金額を上げたい場合は、慣れてから少しずつ行うようにしましょう。

複数の口座を開設してみる

1つのFX会社で複数の口座を持つことは原則できませんが、異なるFX会社で口座を持つことはできます。

また多くの場合、FX口座は無料で開設できるため、維持コストもかかりません。複数口座を開設するメリットは以下の通りです。

  • 短期取引用と長期取引用に分けて効率化とリスクの分散ができる
  • 各FX会社より多くの情報を得られる
  • トラブル発生時のリスクを分散できる
  • FX会社同士の良し悪しを比較できる
  • 複数口座の1つが通信障害などで使えなくなったとしても、取引が継続できる

口座をつくる度に個人情報を入力したり、本人確認書類を撮影してアップロードしたりする必要がありますが、初心者とってもメリットになります。

取引に慣れて余裕が出てきたら、複数の口座を開設してみましょう。

FXに関するQ&A

初心者向けのFXに関するよくある質問3つを紹介します。

Q.FXを始めるために何からしたらいい?

FXを始めるためには、基礎知識を学びましょう。

専門用語を覚えておくと、取引に役立ちます。

FXを始めるための流れは、以下のとおりです。

  1. FX会社の口座を選ぶ
  2. 口座に入金
  3. 少額(1万円程度)から取引を始める

Q.FXはいくらで始められる?

数百円から数万円の資金で始められます。

100円から始められる会社もありますが、最低でも5,000円は用意しておくと良いでしょう。

Q.FXの取引に必要なものは?

FXで取引をするためには、外国為替証拠金取引を扱う金融機関の専用口座が必要です。

口座開設のためには、本人確認書類やマイナンバーカードを用意しましょう。

本人確認書類は、以下のとおりです。

  • 運転免許証
  • 健康保険証
  • パスポート
  • 特別永住者証明書
  • 印鑑登録証明書
  • 住民票の写し(住民票記載事項証明書)

FX会社選びは慎重に行いましょう

FX会社のおすすめポイントやサービス内容について、紹介してきました。自分に合った最適のFX会社を探すためには、まずはトレードスタイルを確立する必要があります。

トレードスタイルや取り扱う通貨ペアを決めたい方は、実際に口座開設をする前にデモトレードを使って、方針を決めておきましょう。

また、FX会社で口座開設をしてからトレードスタイルを確立したい方は、サポートがしっかりとしているFX会社を選ぶといいでしょう。

初心者が上級者向けのFX会社で口座開設して、トレードを始めると失敗してしまうため、自分のスキルに合ったFX会社を慎重に選んでいきましょう。

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